【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 0-1 柏レイソル(4月20日/レモンガススタジアム平塚)【映像】ハンド?「疑惑の判定」の瞬間(リプレイあり) 際どい判定によるゴール取り消しに、ファンからは不服の声が噴出している。柏レイソルのFW垣田…
【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 0-1 柏レイソル(4月20日/レモンガススタジアム平塚)
際どい判定によるゴール取り消しに、ファンからは不服の声が噴出している。柏レイソルのFW垣田裕暉が鮮やかにループシュートを決める直前にハンドがあったと判定されたが、リプレイ映像で見るとかなり微妙だったからだ。
柏は4月20日、J1リーグ第11節で湘南ベルマーレと対戦。スコアレスで迎えた45分に“疑惑のシーン”を迎えた。
DF原田亘が自陣右サイドで相手のロングボールを回収し、前方へ大きく蹴り返す。その先にいた垣田は、相手DF舘幸希と競り合いながらペナルティーエリア右角の位置からシュート。GK上福元直人の頭上を越す見事なシュートがゴールネットを揺らした。
柏の選手たちが得点の喜びを分かち合っている中、大橋侑祐主審は耳につけた無線に手を当てVAR担当とコンタクトを取る。そして、OFR(オン・フィールド・レビュー)へ。確認を終えると、右腕を叩き、垣田のハンドだったとしてゴールは取り消しになった。
ただ、ゴール裏からの映像では、垣田と舘が競り合っている最中にボールが落下し、先に舘の右手に当たり、垣田の胸もしくは肩に当たっているようにも見える。判定に納得のいかないリカルド・ロドリゲス監督は激昂。タブレットを手に第4審判へ「胸じゃないのか!」と猛アピールし、駆け付けた大橋主審にも猛抗議したが、判定は覆らなかった。
その後、中継ではレビューとは異なる横からの映像が映し出される。あまりの際どさに、実況の西岡明彦氏は「舘の右手とも見えますし、あるいは(重なって死角になっていた)垣田の左手だったのかもしれない」とコメントし、解説の坪井慶介氏も「確かにこれは、レフェリーとしてもかなり難しい判定だったと思います」とフォローを入れた。
この疑惑の判定をめぐっては、SNS上で両チームのサポーターが反応。柏側からは「ちょっと待ってくれよ 垣田の前に 舘の右手だろ! なんのためのVARだよ!」「またもや誤審の被害」「あれハンドなの?泣 相手選手の手に当たって落ちてきたように見えた…」「これはゴールです。ハンドではない。リカルド監督が怒るのも理解できます。これでハンドは厳しすぎます」「ちょっとアレをハンドにするってのはかなりマズイんじゃない?」「これは荒れるぞー」など不服と疑問の声が続々と上がった。
一方で、判定に救われた湘南側からも、「正直、こちらからすると助かったが…ちょっと柏さんに同情する」「湘南サポだけどノーハンドでも納得だから柏はキレていい」「VARはよくわからんかったけど、ともかく舘くんが救われた」「そもそもあの角度からの映像しかないってどうなのよ笑」と判定に同情するような声が目立った。
ただ、垣田は後半開始直後の48分にもう一度ネットを揺らして前半のリベンジに成功。この1点を最後まで守り抜いた柏が勝点3を手にした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)