9月25日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、日本ハム・鍵谷陽平がラスト登板。その後に行われたセレモニーで、同期入団の元チームメイト・大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャ…

9月25日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、日本ハム・鍵谷陽平がラスト登板。その後に行われたセレモニーで、同期入団の元チームメイト・大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)からの“粋な計らい”が、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】大谷翔平からの“粋な計らい”

この日がラスト登板となった鍵谷は、デビューイヤーの2013年以来の先発マウンドに立つと、この回先頭の1番・小郷裕哉に、外のフォークで二塁ゴロを打たせて1死とすると、続く2番・小深田大翔に対しては、フルカウントからの7球目、真ん中やや内寄りの速球で詰まらせてショートライナーに。これで2死を奪うと、そのままマウンドを降り、現役最後の登板を終えることとなった。

そして試合終了後に行われた引退セレモニーでは、入団時の監督だった栗山英樹氏が登場し、熱い抱擁をかわすなど、多くの人々が鍵谷の引退に華を添える形となったが、ここで驚きのサプライズが。同じ2012年ドラフトで指名され、ともに日本ハムでプレーしたかつての同僚・大谷からのビデオメッセージが大型ビジョンに映し出されることに。映像の中で大谷は、カジュアルな服装で登場すると、ウィットに富んだメッセージを披露。鍵谷本人はもとより、スタンドのファンを大いに沸かせることとなった。

日本ハム&大谷のこうした“粋な計らい”に、現地のファンはもちろん、ネット上の野球ファンも大盛り上がりに。「まさかの大谷w」「これは普通に泣けるわ」「鍵谷もおいらも絶賛涙腺崩壊中」「北海道出身で日本ハム入って北海道で終わるんやから最高やんな?」「つか今日もストレート147キロとか出とったしまだやれるんじゃ…」「引退撤回→電撃ドジャース入り期待しとるで~」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)