バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティに対して、不適切な表現をしたスペインのジャーナリストが謝罪した。 ファティは、20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループG第1節のハンガリー王者のフェレンツヴァローシュ戦に先発出場。1ゴ…
バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティに対して、不適切な表現をしたスペインのジャーナリストが謝罪した。
ファティは、20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループG第1節のハンガリー王者のフェレンツヴァローシュ戦に先発出場。1ゴール1アシストを記録し、17歳でCLで2点目を決めた初の選手となっていた。
チームも5-1と快勝を収めていた中、スペイン『ABC』が掲載した試合レポートでは、貴社のあサルバドール・ソストレス氏がファティに関して警察が到着した時に「突然走り出す黒人の闇商人」と表現していた。
この件に関しては、チームメイトであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがツイッターで「アンスは他の人と同じように、尊敬すべき特別な少年だ。人種差別も無礼なことも許されない」とコメント。記者の表現を非難していた。
この件を受け22日に『ABC』は謝罪文を掲載。ソストレス氏は差別の意図はなかったとした。
「フェレンツヴァローシュ戦のバルセロナのレポートでは、アンスの動きの美しさと、とても若い選手としての彼のレベルを褒め称えたいと思っていた」
「一部の表現が、人種差別的な軽蔑として捉えられててしまいました」
「彼がデビューして以来、私の全てのレポートで表現してきたように、私の意図や意見から、これ以上ない好意をこの選手に示してきた」
「誤解を招いてしまったことを深く反省し、不快に思われた方々にはお詫び申し上げます」