22日夕刻、女子サッカー日本一を決める皇后杯・準決勝が行われ、29日決勝カードのうち1クラブは「浦和レッズレディース」が確定。浦和は、皇后杯・準決勝一試合目では、INAC神戸を3−2で撃破し、悲願の優勝を目指す。

得点者は、中島(I神戸)、菅澤(浦和)、増矢(I神戸)、清家(浦和)、南(浦和)。中でも、浦和・菅澤の得点は、弾みをつけたいクラブにとっても嬉しいニュースが飛び込んだ。浦和は、22日18時キックオフの日テレベレーザ対ちふれエルフィン埼玉の勝者・ベレーザと決勝で対戦する。

ベレーザは延長戦までもつれ込み3−2、苦しいゲームをフィニッシュ。

大会最多13回の優勝、3連覇を狙う「日テレ・ベレーザ」となでしこリーグ2部から唯一勝ち残った「ちふれエルフェン埼玉」の対戦は、まさに死闘だった。

日本代表メンバー11人を擁する「日テレベレーザ」は、今シーズンなでしこリーグでは5連覇、リーグ杯でも連覇を達成。皇后杯も準決勝まで3試合で14得点1失点。籾木結花、今大会4得点と好調のFW小林里歌子ら今年の女子W杯に出場したメンバーに加え、4年連続なでしこリーグ得点王のFW田中美南、今大会3得点のMF菅野奏音などどこからでもゴールを奪える圧倒的な攻撃サッカーで、2年連続3冠へ突き進んでいる。

対する「ちふれエルフェン埼玉」はクラブ史上初めてのベスト4入り。3回戦は、なでしこリーグ1部のアルビレックス新潟とPK戦で、準々決勝は同じ2部のオルカ鴨川に延長戦でと、接戦を制して勝ち上がってきた。今シーズン2部で得点王のMF薊理絵選手は皇后杯でも4得点とチームをけん引する活躍。さらに2018年のU-20女子W杯優勝メンバーであるMF長野風花選手や、五輪と女子W杯に2回ずつ出場し、日本代表経験豊富なFW荒川恵理子など若手からベテランまで実力者をそろえた。リーグ戦の勢いを生かし女王ベレーザを破り初の決勝進出となるか?スリッピーなピッチで行われているナイトゲームだけに、笛が鳴る最後の瞬間まで埼玉は勝利を目指すも、あと一歩のとことで及ばなかった。

前半を終えて、ベレーザが1点先制。シュート数も9本のベレーザに対し、埼玉は僅かに4本。後半戦へ向けて、埼玉は大幅な切り替えから1点を追加し延長戦にもつれ込んだが、ベレーザのチーム力に及ばなかった。

JFA第41回皇后杯全日本女子サッカー選手権・決勝は、29日(日)NACK5スタジアムで午後2時キックオフ。

文/スポーツブル 編集部