王貞治と栗山英樹、プロ野球界のレジェンド2人が次世代ヒーローについて本音で激論。
具体的な球団と選手のタイプを挙げながら、次世代のホープについて語った王貞治。
一方の栗山英樹は、現状への危機感を本音で隠さない。
メジャー挑戦への距離感が変わりつつある今、2人のレジェンドが見据える野球界の未来とは——
王貞治が名指しした選手
王さんが注目選手として名前を挙げたのが、北海道日本ハムファイターズの万波中正選手と水谷瞬選手だ。
「日本ハムは万波とか水谷とか」——そう語った王さんはさらに「日本ハムは4〜5年でリーグを代表するレベルになる」とも予言した。
万波中正選手(26歳・外野手)
身長192cm・体重102kgの恵まれた体格を持つ右投げ右打ちの外野手。</cite>2026年シーズン開幕戦で先発出場し初打席で本塁打を放つと5月には12球団最速で10号本塁打に到達し、自身5年連続の2桁本塁打をマークした。長打力だけでなく強肩も大きな武器で、2023年にはキャリアハイとなる25本塁打を記録し、ベストナイン・ゴールデングラブ賞をともに初受賞。新庄剛志監督から野手で唯一のレギュラーを明言された。スケール感・実力ともに、日本ハムの中核を担う存在として頭角を現している。
水谷瞬選手(25歳・外野手)
身長193cm・体重100kgという大型外野手。50m6秒の俊足と140m越えの飛距離も魅力で、高校時代からスカウトに「トリプルスリーも狙える」と評された逸材だ。石見智翠館高からソフトバンクにドラフト5位で入団し、2024年から日本ハムに移籍。2026年の交流戦ではMVPを獲得するなど急成長を遂げている。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれた異色の経歴も持つ。
2人が語ったメジャーへの距離感
対談の中で、メジャーリーグへの距離感が変わってきているという話題になった。
王さんは「我々の頃はメジャーを目指す選手が少なかった」と振り返った。自身の現役時代と比較して、今の選手たちが海外に目を向けやすい環境になっていることを実感しているという。
栗山さんも「アメリカでやりたいという選手の環境も含めて前に進めていく」と語った。WBCで世界一を経験した栗山さんだからこそ、メジャーへの挑戦を後押しする姿勢が言葉ににじんでいた。大谷翔平選手の活躍がその流れを加速させているのは間違いない。現役選手たちにとって、メジャーはもはや「夢」ではなく「選択肢」になっている。
栗山英樹が語った「まだまだ足りない」
一方、栗山さんは現状に対して厳しい目を向けた。
「足りない、もっとスターが出てきてほしい」——これが栗山さんの本音だった。阪神の佐藤輝明選手にも言及しつつ、それでもまだ足りないという。日本球界全体を見渡した時に、王さん・長嶋さんのような時代を超えて語り継がれる存在がまだ生まれていないという危機感が、この言葉の背景にある。
「50年経ってもいまだに王さん、長嶋さんと言われるような存在を作りたい」と語った栗山さんの言葉は、球心会が目指すビジョンそのものだ。次世代ヒーローを育てるためのプラットフォームとして、球心会の活動はこの問題意識から生まれている。
球心会とは
一般財団法人 球心会(きゅうしんかい)は、2025年5月に王貞治氏が代表となって設立された野球振興団体だ。副代表には栗山英樹氏が就任し、多数の元プロ野球選手・レジェンドがアンバサダーとして参画している。
単なる「野球の普及」にとどまらず、王貞治・大谷翔平を超えるような世界的ヒーローが野球界・スポーツ界から生まれ続ける未来をつくることをビジョンに掲げる。子どもたちが野球と長く楽しく向き合える環境づくりを目指し、以下のような取り組みを展開している。
総合プラットフォームの運営(BEYOND OH! PLATFORM)
全国の野球イベントやチームの検索、先輩保護者の知恵が詰まった「パパママブログ」など、保護者と子どもに寄り添う機能を備えた無料のアプリ・Webサービスを運営している。
データ基盤の構築
学童・高校・プロ球団など、これまで分断されていた野球界のデータを「球心会ID」をハブとしてつなぎ、野球人口を増やすためのインフラづくりを進めている。
リアルイベントの開催
観戦だけでなく「やってみる・触れてみる」原体験を提供する子ども向けイベント「PLAY KIDS」などを開催している。
<アプリ概要>
アプリ名 BEYOND OH! プラットフォーム
提供開始日 2026年4月27日(月)
対応OS iOS / Android
利用料金 無料
ダウンロード先 App Store / Google Play


























