野球界のレジェンド2人が、本気で「野球の未来」に挑む
2026年5月、都内球場において、一般財団法人 球心会のCM撮影が実施された。撮影には球心会代表・王貞治氏および副代表・栗山英樹氏が出演し、子どもたちとともに終日にわたる撮影に臨んだ。
いま、野球を取り巻く環境は大きく変化している。子どもたちが野球と出会う機会の減少、保護者にとっての情報収集の難しさ——そうした課題を解消すべく、球心会が開発したのが公式アプリ「BEYOND OH! プラットフォーム」だ。子どもや保護者はもちろん、地域で野球を支える団体・チーム・関係者までが、必要な情報と機会にひとつの場所でつながれる基盤として設計されている。
完成した映像は、2026年6月14日を皮切りにプロ野球試合会場のビジョンにて放映予定。球場を訪れるファンに向けて、本アプリの機能と活用方法を紹介する内容となっている。
撮影当日の舞台裏
グラウンドに子どもたちの笑顔があふれた1日だった。
王氏・栗山氏がグラウンドに姿を現すと、子どもたちの表情はすぐにほぐれ、撮影が進むにつれて自然と笑顔が広がっていった。グラウンドを舞台に、子どもたちとのふれ合いや円陣、アプリを使ったシーンなど複数のカットを収録。合間には王氏・栗山氏のインタビュー撮影も行われ、球心会の活動や野球界の未来について語る場面もあった。
王貞治が語る、球心会を立ち上げた理由
撮影の合間に行われたインタビューで、王さんは球心会設立の背景についてこう語った。
野球は日本で長い歴史を持ち、多くの組織が存在する。しかし組織同士の横の繋がりが十分に機能していなかったという課題が以前からあったという。同じスポーツを愛する者同士が情報交換できる場を作ることで、野球界全体をより良くしたいという想いが球心会の出発点だ。
野球人口の減少についても、王さんは独自の視点を持つ。野球はボールが小さく、バットで打つ難しさから低学年の子どもが始めるハードルが高い。しかし難しいからこそ、できるようになった時の喜びは他のスポーツに負けない。「最初は難しいけど、やったら面白いよということを子供たちに知ってもらいたい」という言葉に、活動への強い想いが込められている。
栗山英樹が明かす、王さんから声をかけられた時の心境
王さんから球心会への参加を打診された時のことを、栗山さんはこう振り返る。「王さんに声をかけていただいたことは、これ以上の光栄はないという気持ちだった」野球が今まさに頑張らなければいけない時期だという危機感を栗山さん自身も抱いていたこともあり、迷わず「頑張ります」と答えたとのことだ。
また栗山さんは、自身の野球人生の原点として王さん・長嶋さんへの憧れを挙げた。「お二人がいらっしゃらなかったら野球をやっていなかったかもしれない」という言葉は、今の子どもたちにとっての大谷翔平選手との関係性と重なり、時代を超えた憧れの連鎖を感じさせる。
球心会が描く、野球の未来
今回のCM撮影と密着取材を通じて見えてきたのは、王氏・栗山氏が本気で野球界の課題と向き合っているということだ。撮影の合間に自然と集まった子どもたちの中には、「野球を始めたい」と口にする姿も見られ、球心会が目指す活動の意義がそこに凝縮されていた。グローブを手にした子、元気よくポーズを決める子など、それぞれの笑顔が並ぶ集合写真が、そんな1日を静かに物語っている。
球心会の今後の活動・最新情報は、球心会公式アプリおよびスポーツブルにて随時発信していく。
球心会とは
一般財団法人 球心会(きゅうしんかい)は、2025年5月に王貞治氏が代表となって設立された野球振興団体だ。副代表には栗山英樹氏が就任し、多数の元プロ野球選手・レジェンドがアンバサダーとして参画している。
単なる「野球の普及」にとどまらず、王貞治・大谷翔平を超えるような世界的ヒーローが野球界・スポーツ界から生まれ続ける未来をつくることをビジョンに掲げる。子どもたちが野球と長く楽しく向き合える環境づくりを目指し、以下のような取り組みを展開している。
総合プラットフォームの運営(BEYOND OH! PLATFORM)
全国の野球イベントやチームの検索、先輩保護者の知恵が詰まった「パパママブログ」など、保護者と子どもに寄り添う機能を備えた無料のアプリ・Webサービスを運営している。
データ基盤の構築
学童・高校・プロ球団など、これまで分断されていた野球界のデータを「球心会ID」をハブとしてつなぎ、野球人口を増やすためのインフラづくりを進めている。
リアルイベントの開催
観戦だけでなく「やってみる・触れてみる」原体験を提供する子ども向けイベント「PLAY KIDS」などを開催している。
<アプリ概要>
アプリ名 BEYOND OH! プラットフォーム
提供開始日 2026年4月27日(月)
対応OS iOS / Android
利用料金 無料
ダウンロード先 App Store / Google Play






















