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NBAを席巻した名センターがアクシデント見舞われたようだ。現地メディア『ESPN』によると、サクラメント・キングスなどで活躍したブラデ・ディバッツがモンテネグロでバイクから転落し、股関節を骨折したことで緊急手術を受けたという。
現在57歳のディバッツは、1989年のNBAドラフトでロサンゼルス・レイカーズから全体26位指名を受けてリーグデビュー。華麗なポストプレーや優れたパスセンスを持ち味とし、レイカーズの先発ビッグマンとして名をはせることに。NBAでの3チーム目となったサクラメント・キングスではオールスターにも選出され、彼が着用していた「21」は同球団の永久欠番となっている。
現役引退後はキングスのバスケットボール運営部門バイスプレジデントに就任し、ゼネラルマネージャーとしてもチームの手綱を握る。しかし、フロントとして活躍していた計6シーズンで目立った功績は残せず、2020年に降格することとなった。
交通事故は観光地としても知られるアドリア海の沿岸で発生した模様。ディバッツには人工股関節が埋め込まれたようで、地元・リサンの病院広報担当を務めるリブイカ・ミトロビッチ氏は「彼(ディバッツ)の容体は安定しており、医療スタッフの適切な管理下にある」とコメントしている。
【動画】柔らかなプレースタイルでハイライトを量産したディバッツ!