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 6月19日(現地時間18日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズを所有するバス一家が、この球団の過半数の株式をマーク・ウォルター氏へ売却することになると『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 ウォルター氏の買収額は約100億ドル(約1兆4500億円)で、アメリカのプロスポーツチームの売却額として史上最高額になるとのこと。

 そのウォルター氏は、大谷翔平や山本由伸が所属するMLBロサンゼルス・ドジャースのオーナーとして知られる実業家。ドジャースのほか、WNBAロサンゼルス・スパークスなど多くのスポーツへ投資している人物。

 もっとも、バス一家はレイカーズ売却後も少数の株式(約15パーセント)を所持し続け、ジーニー・バスが引き続きレイカーズのフロント職に残ることになるとシャラニア記者が報じている。

 すると日本時間19日夜にレイカーズのルカ・ドンチッチがXを更新。今年2月3日に成立した3チーム間の超大型トレードでダラス・マーベリックスから移籍したスーパースターは、自身のアカウントでこう投稿していた。

「レイカーズは素晴らしい組織。マークと会うのが楽しみだし、将来についても楽しみにしている。それにジーニーとバス一家が僕をLAへ歓迎してくれたことに感謝しているし、ジーニーが引き続き関わっていくことを嬉しく思う。彼らと一緒にチャンピオンシップを勝ち獲るためにやっていくことを楽しみにしている!」

 ドンチッチの現行契約は2025-26シーズンまでで、翌2026-27シーズンがプレーヤーオプション。今年2月末に26歳を迎えたドンチッチは、このオフにレイカーズと延長契約を結ぶことが可能。3年1億6500万ドル(約239億2500万円)、あるいは4年2億2900万ドル(約332億500万円)の超高額契約を締結する資格を有している。

 今回の報道を受けてドンチッチがXへ投稿したメッセージは、レイカーズとの延長契約に向けてポジティブなものになったのではないだろうか。

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