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 6月20日(現地時間19日)にゲインブリッジ・フィールドハウスで「NBAファイナル2025」第6戦が行われ、インディアナ・ペイサーズとオクラホマシティ・サンダーが対戦した。

 ペイサーズは第5戦で右ふくらはぎを負傷したタイリース・ハリバートンが先発出場。アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーとともにスターティングファイブに名を連ねた。

 一方、シアトル・スーパーソニックス時代の1979年以来46年ぶりとなるNBA制覇に王手をかけるサンダーは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ルゲンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレン、アイザイア・ハーテンスタインの5人がスタメンを務めた。

 あとがないペイサーズは、8点ビハインドで迎えた第1クォーター開始4分からシアカム、ネムハードの連続得点で同点。アレクサンダーに得点を許したあと、ネムハードの2連続得点で再びリードを奪うと、試合を優位に進め、28-25で最初の12分間を終えた。

 第2クォーター序盤こそ点を取り合ったものの、ペイサーズは開始3分47秒からT.J.・マッコネル、ハリバートン、トニー・ブラッドリー、ネスミスの連続得点でリードを2ケタに拡大。その後もサンダーを寄せつけず、64-42と22点差でハーフタイムに突入した。

 第3クォーターは開始から両チームが得点が挙げられなかったものの、ペイサーズが開始3分53秒からハリバートン、ターナー、ベン・シェパードの得点で6-0のラン。相手に連続得点を与える時間帯があったが、残り1分15秒からシアカム、オビ・トッピン、シェパードが立て続けに3ポイントシュートを射抜き、リードを30点まで広げた。

 第4クォーター開始から主力を下げた“白旗ムード”のサンダーに対し、ペイサーズもベンチメンバーを起用しながら逃げきり。3勝3敗のタイに持ち込み、NBA初優勝に王手をかけた。

 ペイサーズはトッピンが20得点6リバウンド2スティール、ネムハードが17得点4アシスト3スティール、シアカムが16得点13リバウンド、ハリバートンが14得点5アシスト2スティール、マッコネルが12得点9リバウンド6アシスト4スティールを記録した。

 なお、ファイナルは2016年以来9年ぶりとなる第7戦に突入。23日(同22日)にペイコム・センターで優勝決定戦が行われる。

■試合結果

インディアナ・ペイサーズ 108-91 オクラホマシティ・サンダー

IND|28|36|26|18|=108

OKC|25|17|18|31|=91

【動画】タイリース・ハリバートンが大一番で華麗なアシストを披露