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インディアナ・ペイサーズは、6月17日(現地時間16日、日付は以下同)に敵地ペイコム・センターで行われた「NBAファイナル2025」第5戦でオクラホマシティ・サンダーに109-120で敗れたことで、2勝3敗で後がなくなった。
ペイサーズにとって、2連敗を喫したのは「NBAプレーオフ2025」で初。レギュラーシーズンを含めると、3月上旬の3連敗以来となった。20日にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで開催されるファイナル第6戦で、3勝3敗の逆王手をかけるべく、マスト・ウィン・ゲームへ臨む。
第5戦ではパスカル・シアカムが28得点6リバウンド5アシスト3スティール2ブロック、第3クォーターだけで13得点を奪ったTJ・マッコネルが計18得点4リバウンド4アシスト2スティール、アーロン・ニスミスが14得点6リバウンド、マイルズ・ターナーが13得点6リバウンド、オビ・トッピンが12得点4リバウンドを記録。
ただ、この試合の第1クォーター途中に右ふくらはぎを痛めたタイリース・ハリバートンはテーピングをしてゲームに戻るも万全な状態とは言えず、フィールドゴール6本すべてをミスし、フリースロー4本のみで4得点7リバウンド6アシストに終わった。
2勝3敗で追い込まれたことで、ペイサーズのファイナル制覇は厳しくなったとはいえ、この第5戦でマッコネルが今年のプレーオフで190得点に達したことで、このチームは「NBAプレーオフ2025」で計8選手が175得点をクリア。
単年のポストシーズンで、1つのチームで8選手が175得点以上を残したのはNBA史上初と『ESPN』が報じている。今年のペイサーズはシアカム、ハリバートン、ターナー、ニスミス、アンドリュー・ネムハード、ベネディクト・マサリンが平均2ケタ得点を残すほか、トッピンとマッコネルが平均9.0得点以上を記録している。