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6月17日(現地時間16日)にペイコム・センターで「NBAファイナル2025」第5戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズが対戦した。
ファイナルは2勝2敗のタイで第5戦に突入。サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ルゲンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレン、アイザイア・ハーテンスタイン、ペイサーズはタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーがそれぞれ先発に名を連ねた。
ホームのサンダーは第1クォーター開始3分8秒からジェイレン・ウィリアムズ、アレクサンダー、アレックス・カルーソの連続得点で11-0のラン。さらに、アーロン・ウィギンズやケイソン・ウォレスといったベンチメンバーが3ポイントシュートで加点し、32-22と10点リードで最初の12分間を終えた。
第2クォーターはサンダーがディフェンスからリードを保つ展開。カルーソがスティールから速攻を演出すれば、ホルムグレンが2つのブロックを記録し、59-45とリードを14点に広げた。
ペイサーズはハリバートンが前半無得点に終わるなか、第3クォーター序盤からシアカムを中心に反撃。開始5分37秒にオビ・トッピンの長距離砲で1ケタ点差まで詰め寄った。残り4分58秒からはT.J.・マッコネルが3連続得点。ベンチメンバーも加勢し、接戦に持ち込んだ。
87-79で迎えた第4クォーターは、開始1分3秒にウィギンズの3ポイントでサンダーが再び2ケタリード。同3分30秒に2点差まで迫られたものの、ジェイレン・ウィリアムズ、ウォレスの連続得点で7点差まで突き放した。
その後はアレクサンダーとジェイレン・ウィリアムズが得点面でチームをけん引。ペイサーズを振りきったサンダーが勝利を収めた。
サンダーはジェイレン・ウィリアムズが40得点6リバウンド4アシスト、アレクサンダーが31得点10アシスト2スティール4ブロック、ウィギンズが14得点5リバウンド、ウォレスが11得点4スティール、ホルムグレンが9得点11リバウンド3ブロック、ドートが9得点8リバウンド2スティールを挙げた。
なお、第6戦は20日(同19日)にゲインブリッジ・フィールドハウスで開催。サンダーがシアトル・スーパーソニックス時代の1979年以来46年ぶりとなるNBA制覇を飾るのか、それともペイサーズが優勝に待ったをかけるのか。注目の一戦は日本時間9時30分ティップオフだ。
■試合結果
オクラホマシティ・サンダー 120-109 インディアナ・ペイサーズ
OKC|32|27|28|33|=120
IND|22|23|34|30|=109