【茨城】9季ぶりのタイトル奪還をめざすサッカーJ1鹿島アントラーズは14日、ホームで迎えたリーグ後半戦の初戦でサンフレ…
【茨城】9季ぶりのタイトル奪還をめざすサッカーJ1鹿島アントラーズは14日、ホームで迎えたリーグ後半戦の初戦でサンフレッチェ広島と対戦し、1―1で引き分けた。今季通算戦績は13勝2分け5敗。勝ち点を41に伸ばしてリーグ首位をキープした。
前半戦を首位で折り返して迎えた注目の一戦。昨季2位で今季はリーグ最少失点で上位につける試合巧者の広島を相手に、底力を印象づける激闘を繰り広げた。前半に先制を許したが、後半の追加時間にリーグ得点ランク1位のFWレオセアラがコーナーキック後の混戦から同点シュートを決めた。雨の中、サポーターの大きな声援を受けた選手たちが、執念で相手ゴールをこじ開けた。
現役時代にジーコとプレーしたクラブ出身者で、川崎フロンターレの監督時代に数々のタイトルを獲得した鬼木達氏を「優勝請負人」として新監督に迎え、勝利にこだわる姿勢がチーム内に浸透している。試合後のインタビューでは、選手たちから「勝ち点1に満足する選手はいない。相手を圧倒するスタイルを見せたい」(DF植田直通)と頼もしい言葉が返ってきた。(床並浩一)