6月…
6月14日(現地時間13日)、ゲインブリッジ・フィールドハウスで「NBAファイナル2025」第4戦が開催。オクラホマシティ・サンダーが敵地でインディアナ・ペイサーズと激突した。
試合序盤から果敢なアタックでフリースローにつなげていくサンダー。ジェイレン・ウィリアムズやアレックス・カルーソがスコアをけん引しながら、ディフェンスではチェット・ホルムグレンが存在感を発揮する。点差は平行線をたどり、34-35とサンダーの1点ビハインドで最初の12分間を終えた。
第2クォーターは一進一退の攻防が繰り広げられ、サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーらが個人技からスコアを重ねていく。ゲームはサンダーが優勢の展開が続くも、終盤ではタイリース・ハリバートンに連続得点を許し、57-60の3点ビハインドで試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、サンダーにとっては苦しい時間帯に。パスカル・シアカムやオビ・トッピンらペイサーズのビッグマン陣の猛攻を止めきれず、2ケタ点差をつけられる場面も。それでも、終盤にはウィリアムズの果敢なアタックで得点を返し、80-87の7点ビハインドで最後のクォーターへ。
勝負の第4クォーター、1点を争う大激闘が繰り広げられるなかで、エースのアレクサンダーが意地を見せる。ジャンパーや3ポイントシュートなどで逆転につなげると、残り1分からはフリースローを確実に沈めていき、追いすがるペイサーズをシャットアウト。最終スコア111-104でサンダーが勝利を収めた。
シリーズを2勝2敗のタイに戻したサンダーは、アレクサンダーが35得点3リバウンド3スティール、ウィリアムズが27得点7リバウンド3アシスト、ホルムグレンが14得点15リバウンドをマーク。ベンチからはアレックス・カルーソが20得点3リバウンド5スティールと攻防両面で奮闘し、チームの勝利に大きく貢献した。
一方、シリーズ王手を逃したペイサーズはシアカムが20得点8リバウンド5アシスト5スティール、タイリース・ハリバートンが18得点7アシスト、トッピンが17得点7リバウンドを記録。第3クォーターでは試合のペースを握っていたが、第4クォーターでは17-31と失速する形となった。
■試合結果
インディアナ・ペイサーズ 104-111 オクラホマシティ・サンダー
IND|35|25|27|17|=104
OKC|34|23|23|31|=111