B1…
B1の琉球ゴールデンキングスは6月13日、伊藤達哉が2024-25シーズン限りで契約満了となり退団することを発表。すでに移籍先が決まっているため自由交渉選手リストには公示されず、後日、移籍先より入団が発表される。
千葉県出身で現在30歳の伊藤は、173センチ72キロのポイントガード。洛南高校、東海大学を経て2017-18シーズンに京都ハンナリーズでプロデビューを飾り、大阪エヴェッサで2年、名古屋ダイヤモンドドルフィンズでも3年プレー。
移籍1年目だった今シーズンは、主にベンチからリーグ戦41試合に出場し、1試合平均11分53秒のプレータイム、3.2得点1.4リバウンド2.3アシストを記録。チャンピオンシップでは、岸本隆一が負傷離脱したガードポジションの一角を担い、チームのBリーグファイナル進出に貢献した。
今回の発表に際して、伊藤は次のようにコメントを寄せた。
「キングスに関わるすべての皆さま。今シーズン、僕を受け入れてくれて、シーズンを通してどんな状況でもたくさんの応援を本当にありがとうございました。『自分らしさ』を取り戻すと言ってキングスに加入し、その目標も、この濃すぎるワンシーズンの中で達成できたと思っています。これも、キングスファンの皆さまが作り出す独特の雰囲気の中でプレーさせてもらい、純粋にバスケットボールを楽しむことができたからだと思っています。ただ、王座奪還のピースになることができず、そこだけが悔いとして残りますが、移籍しても自分らしく、またあの舞台を目指して頑張っていきます!これからも応援してもらえたらうれしいです。1シーズンという短い間でしたが、たくさんのガソリンをありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!」
【動画】琉球vs宇都宮…Bリーグファイナル第3戦の試合ハイライト映像