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 オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズによる「NBAファイナル2025」は、3試合を終えてペイサーズが2勝1敗でリード。6月12日(現地時間11日、日付は以下同)に行われた第3戦では、ペイサーズがホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでサンダー相手に勝利(116-107)を飾った。

 ファイナルを1勝2敗としたサンダーでは、ジェイレン・ウィリアムズが26得点6リバウンド3アシスト、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)が24得点8リバウンド4アシスト3ブロック、チェット・ホルムグレンが20得点10リバウンド、ルーゲンツ・ドートが12得点4リバウンドを記録。

 アウェーゲームながら、サンダーは4点ビハインドで迎えた第3クォーターに8連続得点で逆転。終盤にホルムグレンの3ポイントプレーとウィリアムズの長距離砲で5点リードしたものの、最終クォーターに18-32と失速して敗れた。

 ファイナル最初の2戦も含めて4試合連続で30得点以上を奪っていたSGAは、第3戦でフィールドゴール成功率45.0パーセント(9/20)を残したとはいえ、アンドリュー・ネムハードのタフなディフェンスもあって序盤になかなかミッドレンジショットが決まらず、最終クォーターではフィールドゴール3本放って成功わずか1本の計3得点に終わった。

 それでも、サンダーのトップスコアラーは「NBAプレーオフ2025」に19試合出場し、合計572得点に到達。これは2014年のラッセル・ウェストブルック(現デンバー・ナゲッツ/507得点)、2012年のケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ/570得点)を抜き、単年のプレーオフにおけるサンダーの球団史上最多得点記録となった。

 14日に敵地で臨むシリーズ第4戦は、サンダーにとって正念場。その試合で勝つことができれば2勝2敗のタイでホームに戻れるが、敗れると1勝3敗で王手をかけられてしまうだけに、マスト・ウィン・ゲームとなる。


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