カブス・ターナーが来日で驚いたこと…想像とは「実際は逆だった」 カブスのジャスティン・ターナー内野手が、今季開幕シリーズが行われた東京に思いを馳せた。3月中旬の約1週間を日本で過ごし「アメージング。また行きたくて、待ちきれないよ。試合も楽し…

カブス・ターナーが来日で驚いたこと…想像とは「実際は逆だった」

 カブスのジャスティン・ターナー内野手が、今季開幕シリーズが行われた東京に思いを馳せた。3月中旬の約1週間を日本で過ごし「アメージング。また行きたくて、待ちきれないよ。試合も楽しかったけど、この国(日本)についてもっと知りたいね」と微笑んだ。

「今まで多くの日本人選手と一緒にプレーしたよ。みんな大好きだよ。ダルビッシュ、ケンタ・マエダ、マサ(吉田正尚)、今はセイヤとショウタ。彼らのことを知ったり、話をすることが好きなんだ。(彼らと話して)日本文化についてもっと知りたいんだ。彼らは素晴らしい野球選手だから、ここ(メジャー)に来て活躍を見せてくれることは嬉しいことだよ」

 日本に滞在中は妻と着物文化も楽しんだ。「ああ! キモノ! 彼女は気に入っていたよ。私たちは(着物)パーティーに参加することができたんだ。セイヤの奥さんが夫人会のみんなを招待してくれたんだ。メイクや着付けもしてくれた。妻は気に入っていたよ」。異文化交流を積極的に行っていた。

 40歳のターナーが日本で新しく感じたことは、たくさんある。「何個かあるけど、食事はインクレディブルだった。あと、空き缶とかも落ちていないし、とても綺麗だった。(人が)親切でリスペクトしてくれる。車でクラクションを鳴らしている人は一切見かけなかった。米国ではみんなクラクションを鳴らすから、米国人にとっては信じられないことなんだよ! (日本は)ビューティフルだった。最高だったね」。異国での体験を生き生きと話す。

 スタジアムの“温度感”も気になった。リスペクトするのは「巨人と阪神との練習試合での応援歌。(応援の)声量がとても大きかったことかな。(ファンは試合に)熱中していた。大応援団が全選手の応援歌を歌っていたことだね」。

 なかでも、驚きを隠せなかったのが「私たちの試合になると静寂になったこと」だと言う。しかも、ずっと。全員が席に座っていたんだ。練習試合でこれだけクレイジー(盛り上がる)なら、もっと凄いことになると思っていたんだけど、実際は逆だった。とても静かだったんだ。信じられなかったよ!」。感動の熱が、再び帯びていた。(Full-Count編集部)