バレーボールの国内最高峰リーグ「大同生命SVリーグ」は都内で14日、レギュラーシーズン(RS)上位チームで初代王者を争うチャンピオンシップ(CS)に向けた会見を開き、男子の出場6チームが出席した。 13日のRS最終戦で優勝を決めた大阪Bの…

 バレーボールの国内最高峰リーグ「大同生命SVリーグ」は都内で14日、レギュラーシーズン(RS)上位チームで初代王者を争うチャンピオンシップ(CS)に向けた会見を開き、男子の出場6チームが出席した。

 13日のRS最終戦で優勝を決めた大阪Bの山本智大は、歓喜から一夜明けて「RS1位で通過することができて非常にうれしく思います」と心境を語った。CSではシードで準決勝(25日~、大阪)から臨み、RS4位の愛知、同5位の東京GBの勝者と戦う。山本は「去年は決勝戦で負けたので、その悔しさを晴らせるように。いい準備をして迎えたい」と初代王者へ闘志を燃やした。昨季はレギュラーラウンド1位通過も、決勝で同2位のサントリーに敗れており、リベンジに懸ける。

 RSを16連勝締めを決めた2位のサントリー・藤中謙也主将は「16連勝とRS終盤にかけていい状態で臨めている。この勢いを維持しつつ、もう一段階ギアを上げた状態で臨みたい。高さや攻撃力はリーグトップの数字を残している。それをこの2週で出して行ければ、間違いなく優勝が近づいてくる」と前身リーグからの“連覇”へ自信を口にした。得点源のムセルスキー、デアルマス・アラインに、今季加入した高橋藍、シリフカら強力布陣を備える。CSはシードの準決勝(25日~、大阪)ではRS3位の名古屋、同6位の広島Tの勝者と戦う。

 RS3位の名古屋の高梨健太は「しっかりいい準備をして、勝てるように。そして優勝できるように頑張っていきたい」と力を込めた。準々決勝(18日~、愛知)はホームで6位の広島Tを迎え撃つ。RS4位の愛知は準々決勝(18日~、愛知)で5位の東京GBと対戦。高橋和幸は「初戦は東京GBさん、非常に手強いですけど、自分たちのバレーをして頑張っていきたい」と闘志を見せた。

 上位6チームで争うCSは、2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ3試合目を行う。RS1位と同2位はシードで準決勝から臨む。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。