3月の世界フライ級王座統一戦で、世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)の2団体統一王者となった京都府城陽市出身の寺地拳四朗選手(33)が9日、市役所を訪れ勝利を報告した。 ライトフライ級に続く2団体統一王者となった。…
3月の世界フライ級王座統一戦で、世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)の2団体統一王者となった京都府城陽市出身の寺地拳四朗選手(33)が9日、市役所を訪れ勝利を報告した。
ライトフライ級に続く2団体統一王者となった。2階級での王座統一は、日本人選手では井上尚弥選手に続いて2人目の快挙。米専門誌が選ぶ全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド」の最新ランクで10位に入った。
この日は後援会役員や所属ジム会長の父の永(ひさし)さん(61)と訪問。市秘書広報課の職員が描いた寺地選手のイラスト入り横断幕の前で、奥田敏晴市長らの祝福を受けた。
寺地選手は「無事に2団体、2階級を制覇し、城陽にベルトを持って帰ることができてうれしい」と報告。今後は3階級目となるスーパーフライ級をめざす考えだ。「自分がより強くなれる相手と戦い、成長したい」と力強く語った。(平岡和幸)