ロサンゼルス・レイカーズは、4月14日(現地時間13日、日付は以下同)に敵地モーダ・センターで行われたポートランド・トレイル…

 ロサンゼルス・レイカーズは、4月14日(現地時間13日、日付は以下同)に敵地モーダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦を81-109で落とし、ウェスタン・カンファレンス3位の50勝32敗で2024-25レギュラーシーズンを終えた。

 もっとも、この日のレイカーズはすでに順位も決まっていたため、主力が軒並み欠場。20日から幕を開ける「NBAプレーオフ2025」のファーストラウンドで、レイカーズはウェスト6位のミネソタ・ティンバーウルブズ(49勝33敗)とのシリーズへ臨む。

 今シーズンのレイカーズは、途中加入のルカ・ドンチッチがいずれもチームトップの平均35.1分28.2得点8.1リバウンド1.6スティールに7.5アシストでけん引。さらにオースティン・リーブスが平均20.2得点4.5リバウンド5.8アシスト1.1スティール、八村塁が同13.1得点5.0リバウンド1.4アシストをマーク。

 そしてNBA歴代最長タイのキャリア22シーズン目となったレブロン・ジェームズは、昨年末に40歳を迎えた大ベテランながら、今シーズン70試合に出場して平均34.9分24.4得点7.8リバウンド1.0スティールにチームトップの8.2アシスト、フィールドゴール成功率では51.3パーセントを残した。

 キャリア2年目から20年連続でクリアしてきた平均25.0得点超えの記録こそ途切れたものの、リーグ最年長でこれだけの成績を残してしまうのだから恐ろしい限り。

 しかも、レブロンは試合終盤にかけて集中力を増し、チームを勝利へ導いてきた。第4クォーターにおける490得点(平均7.2得点)と130アシスト(同1.9アシスト)はいずれもリーグ2位でフィールドゴール成功率50.3パーセントをマーク。

 試合時間残り5分で5点差以内のクラッチ・シチュエーションでは22勝12敗と大きく勝ち越し、フィールドゴール成功率51.8パーセント、出場時間帯における得失点差で+54をたたき出しており、その影響力は健在と言っていい。

 プレーイン・トーナメントを回避し、プレーオフへストレートインしたレイカーズは、ドンチッチとレブロンによる超強力デュオとリーブス、八村らを擁し、2020年以来、フランチャイズ史上18度目のチャンピオンシップ獲得を目指す。


【動画】ドンチッチからレブロンへの見事な連係プレー集!