◆バスケットボール女子 ▽Wリーグ プレーオフ決勝 デンソー―富士通(13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝は4月13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、3戦先勝方式の第4戦で…

◆バスケットボール女子 ▽Wリーグ プレーオフ決勝 デンソー―富士通(13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝は4月13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、3戦先勝方式の第4戦で、レギュラーシーズン(RS)1位の富士通が同2位のデンソーに64―35で勝利し、逆王手をかけた。

 第1クオーター(Q)を15―8とリードして主導権を握ると、第2Qまでに27―23。第3Qに入ると、チーム最多タイとなる14得点を挙げた赤木里帆が立て続けに得点を奪ってさらに勢いに乗り、第4Qに入っても攻撃の手を緩めず最後まで寄せ付けず、1勝2敗の崖っぷちから2勝2敗のタイに戻した。赤木里帆は「1人1人がまずは強い気持ちを持って向かっていく、自分たちがやってきた練習だったり、自分たちのディフェンスやオフェンスを信じて戦おうというふうに話をしていて、それがしっかり40分間できたかなと思います」と手応えを話した。

 最終戦にまでもつれ込んだ大接戦の女王決定戦。最終戦のポイントを聞かれると、赤木は「リバウンドです。何回もシュートチャンスを与えてしまうと、そこで勢いに乗ってしまいますし、リバウンド1本だけでも相手が勢いに乗ってしまうと思うので、しっかり1回で取り切りたい」と気持ちを引き締めていた。