4月13日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナル第4戦…
4月13日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナル第4戦が行われ、リーグ2連覇を目指す富士通レッドウェーブと悲願の初優勝に挑むデンソーアイリスが対戦。64-35で勝利した富士通がシリーズを2勝2敗とし、3戦先勝方式で行われたファイナルは運命の最終第5戦へともつれた。
富士通はジョシュア ンフォンノボン テミトペ、赤木里帆、町田瑠唯、内尾聡菜、宮澤夕貴が先発すると、デンソーは馬瓜エブリン、川井麻衣、高橋未来、髙田真希、赤穂ひまわりがスターティング5に名を連ねた。
試合立ち上がりは2分間以上互いに無得点となるが、テミトペの得点で富士通が先制すると、デンソーは川井のフリースローで初得点を挙げる。その後、デンソーは赤穂ひまわりと木村亜美が3ポイントシュートをヒット。対する富士通は、中盤から赤木、宮澤、テミトペの連続得点で10-0のランを作り、15-8とリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター序盤、藤本愛妃や宮下希保の得点で富士通が点差を一時2ケタに拡大。一方、デンソーは馬瓜が連続3ポイントを決めてチームに勢いをもたらすと、ファウルトラブルに苦しむ髙田も3ポイントで続き、追い上げを見せる。それでも、富士通は宮澤、町田、江良萌香が要所で2点を重ね、27-23とリードしたまま試合はハーフタイムへ。
後半は富士通、赤木のバスケットカウントでスタート。その赤木が立て続けに5得点を奪うと、テミトペも得点を伸ばし、富士通が試合の流れを引き寄せる。開始から約5分間にわたり無得点となったデンソーは、髙田が初得点を挙げるも、第3クォーターでは大きく失速してしまう。富士通は中盤以降も内尾、宮下、宮澤がジリジリと得点を重ね、44-29と15点のリードを奪った。
第4クォーターでも試合の主導権を離さない富士通は、この日絶好調の赤木の連続得点などでデンソーを突き放す。終盤は互いにベンチメンバーをコートへ送り出すも、最後まで攻撃の手を緩めなかった富士通が64-35で勝利を手にした。
2連敗を喫して追い込まれていた富士通は、テミトペと赤木が14得点の活躍。一方、敗れたデンソーは、髙田が9得点と奮闘した。
■試合結果
富士通レッドウェーブ 64-35 デンソーアイリス
富士通 |15|12|17|20|=64
デンソー| 8|15| 6| 6|=35