7試合連続安打で7連勝に貢献【MLB】ジャイアンツ 5ー4 マリナーズ(日本時間7日・サンフランシスコ) 汚名返上のシーズンにできるか。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたマリナーズ戦で2安打をマークし、…

7試合連続安打で7連勝に貢献

【MLB】ジャイアンツ 5ー4 マリナーズ(日本時間7日・サンフランシスコ)

 汚名返上のシーズンにできるか。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたマリナーズ戦で2安打をマークし、打率を.344に上昇させた。これで7試合連続安打、2試合連続のマルチを記録。二塁打数は両リーグ単独トップとなった。

 初回に左翼へ今季6本目となる二塁打を放つと、4回にも左前打を放ってチャンスを演出。名門の3番打者としてチームトップ、リーグ7位となる打率.344をマークしている。2020年にKBOリーグ歴代最多となる49二塁打をマークした“韓国のイチロー”は、シーズン序盤ではあるものの、MLBでも二塁打数1位に躍り出た。

 2023年オフに6年1億1300万ドル(約168億4000万円)の契約で移籍。しかし昨季は5月13日(同14日)のレッズ戦で守備の際に外野フェンスに激突。左肩を脱臼して離脱し、その後は手術を受けて1年を終えていた。昨季の悔しさを晴らすかのように、今季はロケットスタートを見せている。

 韓国メディア「SPOTV NEWS」は「『イ・ジョンボム野球』の翌日はMLB1位に登場……ついに1660億ウォンの契約を証明する」と活躍を伝えた。5日(同6日)の試合では二塁打を放った直後に三盗を決めてチャンスを演出。同記事では中日でもプレーした父の李鍾範(イ・ジョンボム)氏の「全盛期時代を見るようだった」と評価し、ここまでの活躍は「契約を証明している」と伝えた。

 ジャイアンツは7連勝で、ドジャースを抜いて首位に浮上。超激戦となっているナ・リーグ西地区で、ドジャースやパドレス以外でもアジア人選手が活躍を見せている。(Full-Count編集部)