ビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hitsを運営する株式会社ビズヒッツは、HSP(繊細さん)だという自覚のある500人に「繊細な人に向いている仕事」についてアンケート調査を実施。その結果から、繊細な性格の人がつらくなってしまう「職…
ビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hitsを運営する株式会社ビズヒッツは、HSP(繊細さん)だという自覚のある500人に「繊細な人に向いている仕事」についてアンケート調査を実施。
その結果から、繊細な性格の人がつらくなってしまう「職場環境」をランキング形式で紹介します。
7位 自己主張できない職場
まずは7位から。
・シフト通りで帰りたくても、延長をお願いされて断れず、「帰りたい」と思いながら仕事するとき(19歳 女性)
・自分の気持ちを素直に伝えられないので、相手のペースで仕事することになる。結果として相手に振り回されてしまうのがつらいです(41歳 男性)
・「他人の意見が正しくない」と思っていても、相手が傷つくと思うと自分の意見が言えません(60歳 男性)
6位 繊細さを理解してもらえない職場
・いわゆる「鈍感さん」が上司だと、自分の細かな感情を汲み取ってもらえない(31歳 女性)
・目に見えてどこかが悪いわけではないので、周りの理解を得られないこと。極度にこだわったり時間がかかったりすると「真面目ぶっている」などと言われ、とてもつらかった(42歳 女性)
・自分には見えるものが、他の人には見えないところ(47歳 男性)
5位 光・音・においが強い職場
・臭いや物音に敏感なので、狭い休憩室で臭いの強いものを食べられたり、ドアを乱暴に閉められたり、騒がしい空間にいたりすると恐怖を感じる(25歳 女性)
・人が多くてザワザワしている環境が苦手なので、保育園で働いていたときはしんどかったです。人がよく動き、声・奇声が飛び交っている環境はしんどいです(33歳 女性)
・いろんな聴覚情報や視覚情報が飛び交う職場だと、仕事に集中できない(45歳 男性)
4位 同僚と馴染めない職場
・気の合う人がいるととてもモチベーションが上がる一方、合わない人がいるとものすごくやりづらく感じてしまう(33歳 女性)
・やはり人間関係ですね。上司とも同僚とも馴染めなかったとき(42歳 女性)
・いつもカヤの外にいる感じがする(55歳 男性)
ここからは3位!
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3位 コミュニケーションが必要なとき
・人との触れ合いが多いこと。疲れ切ってしまう(26歳 女性)
・人とコミュニケーションをとりながら仕事を進める必要があるとき(31歳 女性)
・長時間の対人コミュニケーションが非常に疲れる(45歳 男性)
雑談や会議中など、自分の発言が相手にどう思われるかを気にして、必要以上に疲れてしまう人が多いのだと考えられます。
2位 周囲の目が気になり考えすぎるとき
・人が自分のことをどう思っているか、考えすぎてしまうこと(28歳 女性)
・他人の目が気になりすぎて、自分のやりたいことをスムーズにできずつらいです(32歳 女性)
・他者にどう思われるか気になり、顔色ばかりうかがってしまう(37歳 男性)
上司や同僚の都合を気にしすぎ、心配するのをやめられない人も多いのでは。
1位 職場の雰囲気が悪いとき
・誰かが怒鳴っていたり機嫌が悪かったりするとき、自分のせいでなくとも居心地の悪さを感じる(34歳 女性)
・上司や同僚の機嫌が悪いときや、愚痴を聞く機会が多い職場はつらかったです(40歳 女性)
・グループで仕事をする際、私以外の者が仕事の進め方で激しく衝突する場面に居るとつらいと感じる(56歳 男性)
HSPの人は他人の感情に影響されやすいと言われます。自分が怒られているわけではないのに、怒られている同僚と同じように悲しんでしまうことも。
「雰囲気の悪い職場」や「ネガティブな感情を露骨に表現する人がいる職場」は、HSPでなくても嫌ですよね。
以上、「共感力の高さ」「物事を深く考える」など、HSPの特徴が反映されたランキングとなりました。
こんな部下はムリ!上司418人に聞いた【苦手な部下の特徴ランキング】
調査概要
調査対象:ご自身がHSP(繊細さん)だという自覚のある方
調査期間:2023年3月12日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性391人/男性109人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 21.6%/30代 42.4%/40代 24.4%/50代 9.0%/60代以上 2.0%
<Edit:編集部>