【チャンピオンズリーグ】ライプツィヒ 2-1 スポルティング(日本時間1月23日/ツェントラールシュタディオン)【映像】中継が捉えたゴール取消の決定的証拠 ファインゴールが一転、VARの介入により取り消された。オフサイドポジションにいた選手…

【チャンピオンズリーグ】ライプツィヒ 2-1 スポルティング(日本時間1月23日/ツェントラールシュタディオン)

【映像】中継が捉えたゴール取消の決定的証拠

 ファインゴールが一転、VARの介入により取り消された。オフサイドポジションにいた選手がボールに関与したか否かの判断で、最初の判定が覆されたことに納得ができないサポーターたちからは大ブーイングが起こった。

 ライプツィヒは日本時間1月23日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節で、守田英正所属のスポルティングを本拠地に迎えた。問題のシーンは1点リードで迎えた32分だった。

 右サイドに流れたMFクリストフ・バウムガルトナーが局面を変える対角のロングフィードをボックス左に放り込む。そこへ、攻め上がった左サイドバックのダヴィド・ラウムが巧みなボールコントロールから左足を一閃。GKの手が届かない、右隅のコースを打ち抜いた。リードを広げるゴールにファンたちは大歓声。ラウムも歓喜のゴールパフォーマンスを見せるなどスタジアムのボルテージは最高潮に達した。解説の兵藤慎剛氏も「やりたいことが全て出たんじゃないかなと。ライプツィヒの良さも出ながら、スポルティングの緩さも出た場面でした」とこのゴールを振り返った。

 しかしこの場面でVARが介入。ボールが蹴り込まれた時点で、FWロイス・オペンダのポジションがオフサイドだった。その後、DFイバン・フレスネダと競り合ったシーンで、ボールに関与したと判断するか否かのジャッジが求められた。主審はOFR(オン・フィールド・レビュー)で状況を確認。リプレイ映像で見れるとやはりオペンダが手でフレスネダをブロックしていた。

 ビデオ確認を終えた主審は、手を挙げてオフサイドによるノーゴールと判定。すると次の瞬間、スタジアム中から大音量のブーイングが飛んだ。ゴールを取り消されたラウムも大きな声で叫びながら俯く場面が中継映像に抜かれていた。

 その後ライプツィヒは75分に同点に追いつかれたものの、78分にFWユスフ・ポウルセンのゴールで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切りホームで白星を挙げた。

(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)