◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前情報（11日）◇トリーパインズGC サウスコース（カリフォルニア州）◇7765yd（パー72）ドナルド・トランプ米大統領と面会したアダム・スコット（オーストラリア）が、対立構造の続くPGAツアーとLIV…
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前情報（11日）◇トリーパインズGC サウスコース（カリフォルニア州）◇7765yd（パー72）
ドナルド・トランプ米大統領と面会したアダム・スコット（オーストラリア）が、対立構造の続くPGAツアーとLIVゴルフとの合意への好感触を口にした。ツアーの選手ディレクターのひとりであるスコットは4日にジェイ・モナハン・コミッショナーとホワイトハウスを訪問。開幕を2日後に控えた「ザ・ジェネシス招待」の会場で米ゴルフチャンネルのインタビューに答えた。
両団体は2023年6月に統合に向けた合意の枠組みを発表したが、PGAツアーとLIVを支援するサウジアラビア政府系資金パブリック・インベストメント・ファンド（PIF）との交渉が依然として続いている。
40分に及んだ会談で、スコットは大統領の変わらぬゴルフ熱と合意への前向きな姿勢を確認。「大統領はゴルフが大好きで、ゴルフ施設を世界中にいくつも所有している。サウジアラビア、PIFとも関係がある。多くの人と同じように、彼はPGAツアー、タイガー・ウッズのファンだと私は考えている。（交渉の）大きな助けになってくれるはずだ」。2022年の発足後、LIVゴルフはトランプ氏の所有コースでも大会を開催してきた。
交渉の障壁のひとつに、サウジアラビアから米国企業（ツアー）への投資に対する司法省からの指摘が挙がっている。スコットは大統領の関与が、司法省の審査をスピードアップさせる可能性に期待。「米国の大統領がゴルフを愛し、プロゴルフが現在直面している問題に理解があることは非常にポジティブなこと」と話した。
