パワプロくんの2019年夏は、慌ただしい。それもそのはず、中高生eアスリートによる白熱のeスポーツ野球大会を見守っているからだ。24日、埼玉県越谷市「イオンレイクタウンkaze」で「eBASEBALL全国中学高校生大会〜共同通信デジタル杯…
パワプロくんの2019年夏は、慌ただしい。それもそのはず、中高生eアスリートによる白熱のeスポーツ野球大会を見守っているからだ。
24日、埼玉県越谷市「イオンレイクタウンkaze」で「eBASEBALL全国中学高校生大会〜共同通信デジタル杯 決勝大会」が開催された。決勝の舞台には、あの小泉進次郎氏も来場し戦いの様子を見守るというサプライズも展開。
「(学生時代は)自分がこれだ!と思ったものをやればいい。僕も学生時代から高校野球やパワプロも両方やってましたし(小泉進次郎氏)」
進次郎氏によるお得意の演説は、決勝大会のステージにも響き渡った。
この夏、全国8ブロックで展開された予選大会から勝ち上がったパワプロ強者が集う全国大会。24日夕刻に行われた決勝戦において、eBASEBALL中高生王座を射止めたのは、このチームだ。
関東ブロック代表・明治学院村山高・つくば国際大学高合同チーム
「eBASEBALL全国中学高校生大会〜共同通信デジタル杯・決勝大会では、九州ブロック代表・N高チームと関東ブロック代表・明治学院村山高・つくば国際大学高合同チームが対戦し、関東ブロック代表・明治学院村山高・つくば国際大学高合同チームが優勝。
ゆさ選手、ゼブラ選手の2選手は、今秋開催のeドラフト権利をオフライン予選免除の飛び級で獲得。彼らは、プロのeBASEBALL選手とともにさらなる高みを目指すチャンスを掴み取っている。
一方、惜しくも準優勝となった九州ブロック代表・学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校チームの選手も、今後の進路について「プロになりたい」と抱負を語った。
大会初年度となる2019年夏、全国大会の大舞台へと駒を進めた18名のパワプロ強者たち。
この18名の選ばれし者たちと、全国ブロック予選で激闘を繰り広げた多くの中高生eアスリートたちに、まずは労いの言葉を贈りたい。そして、残念ながら予選で敗退してしまったチームや中高生eアスリートたちの全力プレーにも賞賛の声を届けたい。
取材・文/スポーツブル編集部