阪神―DeNA18  完封で9勝目を挙げ、声援に応えるDeNA・今永=甲子園【写真提供:共同通信社】


■今永昇太(横浜DeNA)
○6−0 vs阪神(甲子園)
投球成績/9回 被安打4 奪三振4 失点0

 横浜DeNAの今永昇太が25日の阪神で9回を4安打無失点の好投。今季2度目の完封で9勝目を挙げた。

 7月は6失点、5失点と炎上して2試合連続で黒星を喫していたエース左腕。この日は「この3連戦、延長もありましたし、中継ぎのピッチャーが本当に一生懸命に投げていた。今日はリリーフ陣のために完投する」と宣言してマウンドに上ると、初回、2回と走者を背負いながらも無失点の立ち上がりを見せると、3回、4回と三者凡退。その後、5回、6回、8回、9回と走者を背負ったが、キレのある真っ直ぐにで連打を許さず、9回を散発の4安打で無失点。三振数は4止まりも、1四球と制球も抜群で、今季2度目の完封勝利をマークした。

 また、9回の攻撃では「逆の立場なら打ち気のあるバッターの方が嫌。なんとか食らいつくという気持ちだけで打ちました」と自らヒットを放ってチャンスを広げると、大和の2塁打で一塁から激走して本塁生還。「いつも上田コーチから走塁について指導してもらっている。上田コーチがぐるぐる腕を回していたので思い切って走りました」と笑みを浮かべると、「(9回のマウンドは)体も温まって、もう一回丁寧にという気持ちでマウンドに上がれました」と納得の表情を見せた。

 これでチームは引き分けを挟んで今季初の5連勝。そして自身は2年ぶりの2ケタ勝利に王手。「好守備に助けられて、援護もあって、みんなに助けられて9勝目を挙げられた。本当にみんなに感謝して、でも次に切り替えて来週に向けて準備したい」と今永。「なんとか自分が先頭を引っ張っていけるように、ピッチングで示していきたい」とエースらしい引き締まった表情で、早くも次回登板を見据えていた。