 阪神―巨人11  阪神に勝利し、ファンの声援に応える巨人・増田大=甲子園【写真提供:共同通信社】


■増田大輝(読売巨人)
○4-3vs阪神(甲子園)
打撃成績/なし(盗塁1)

 読売巨人の増田大輝が足で決勝点を演出した。3対3の同点で迎えた8回、1死1塁の場面で代走として登場すると、阪神の4番手・ジョンソンの牽制悪送球で二塁に進み、さらに三盗を成功させた後、陽岱鋼のタイムリーヒットで決勝点となるホームを踏んだ。

 「サインが出れば、一発でスタートを切ろうと考えていた」という増田大。警戒したジョンソンの牽制悪送球を誘うと、さらに「ピッチャーが外国人投手だったので、絶対にチャンスがあると思った」と、迷わず初球にスタートを切った。ジョンソンの投球はカーブでワンバウンドとなり、捕手の炭谷は送球もできず三盗に成功。さらに「ここしか点が入らないだろうと思って、内野ゴロでもホームに還ろうという気持ちだった」と、陽岱鋼の三遊間へのゴロでスタートを切り、送球を焦ったショートの坂本がグラブに当てながら後逸し(記録は左前打)、読売巨人に決勝点が入った。

 15年に育成選手として入団した増田大は、今季初めて一軍昇格を果たし、7月3日の中日戦では自身初となるお立ち台に立った。今年6月にはプロ入りの経緯から支配下登録を勝ち取るまでの過程が、テレビのドキュメンタリー番組で紹介された増田大。ヒーローインタビューでは「家族のおかげで今の自分があるので、少しずつでも恩返しができるように頑張りたい」と感謝の気持ちを伝えていた。