7回3安打無失点で今季初勝利を挙げた阪神・秋山=甲子園【写真提供:共同通信社】


■秋山拓巳(阪神)
○8−3 vs広島東洋(甲子園)
投球成績/7回 被安打3 奪三振2 失点0

 阪神の秋山拓巳が30日の広島東洋戦で7回3安打無失点の好投。平成最後の試合で自身今季初勝利を挙げ、チームを3連勝に導いた。

 4月12日の中日戦で6回5失点で敗戦投手となって以来の1軍マウンド。初回に1死から菊池涼介に中堅フェンス直撃の2塁打を浴びていきなりピンチを背負ったが、後続を打ち取って無失点に切り抜けると、2回以降は抜群の制球力で2回、3回、5回、6回と計4イニングで三者凡退。味方の援護をもらい、7回を93球、3安打1四球無失点で抑えてお役御免となった。

 試合後、大歓声の中でマイクを向けられ「久しぶりにこのお立ち台に立って最高の景色だなと改めて感じています」と笑み。昨年6月7日のオリックス戦以来の勝利に「久しぶり過ぎてすみません」とファンに謝ると、「梅野と悔いのないような球をしっかり投げて行こうと言っていた。一球一球、平成最後ですし、思い切って投げました。今日はしっかり気持ちがボールに乗ったと思います」とキッパリと言い切った。

 秋山が言った通り、この試合が平成最後のメモリアルゲーム。平成最後の勝利投手となったことについて「正直、狙ってた。記録に残るかなと思って嬉しいです」とニンマリ。昨オフに受けた右膝手術の影響で開幕2軍スタートとなり、前回登板後も2軍落ちとなった右腕が、平成最後のマウンドで見事な復活を宣言した。