DeNA―広島1  完封で2勝目を挙げ、捕手伊藤光と抱き合うDeNA・今永=横浜【写真提供:共同通信社】


■今永昇太(横浜DeNA)
○6-0 vs広島東洋(横浜スタジアム)
投球成績/9回 被安打1 奪三振9 失点0

 横浜DeNAの今永昇太が12日の広島東洋戦で9回を1安打1四球に抑える完封劇を演じ、今季2勝目を挙げた。

 立ち上がりから快調に飛ばし、許したヒットは4回の菊池涼介の1本のみ。四球も2回の1つのみで、その他の7イニングは全て三者凡退で計9奪三振の快投劇。何度も雄叫びをあげるシーンが見られたが「シビれる場面が多かったので、ちょっと力が入った」と笑顔を見せた。

 10日の阪神戦で濱口が1安打完封勝利を挙げ、そこからチームは今季初の3連勝となった。「前のカードの甲子園で、上茶谷、濱口、大貫が辛抱強い投球をしてくれていたので、なんとかこの流れに乗りたいと思っていた」という左腕エースは、「今年の濱口は顔つきが変わった。覚悟を感じていた」と後輩からの刺激を口にした。そして今後も相手エースとの対戦が続くことになるが「こういう苦しい試合を勝手いかないと、チームは波に乗っていけない。勝ててホッとしている」と、昨季最多勝の大瀬良との投げ合いに勝利したことを喜んだ。

 横浜スタジアムでは自身初の完封勝利。前回の完封勝利は、マツダスタジアムで相手はこの日と同じ広島だった。「ハマスタで完封できたのは自信になる」という今永だが、「今日に限っては(伊藤)光さんのリード通りに投げて、抑えられたので感謝している」と、3打点と投打で援護した恋女房に感謝。昨季はエースと期待されながら、不振でリリーフ降格も経験し、4勝11敗と不本意な成績で終わった今永。「苦手なチーム」という広島に勝利し、今季は本格化が期待できそうだ。