3540人。   これは、天皇杯3回戦 千葉 vs 神戸の試合を観戦するため、千葉県千葉市のフクダ電子アリーナに訪れたサッカーファンの数。リアルなスタジアム集計人数なのです。   スポブル編集部スージーも千葉の地へ足を運んだ天皇杯…

3540人。

 

これは、天皇杯3回戦 千葉 vs 神戸の試合を観戦するため、千葉県千葉市のフクダ電子アリーナに訪れたサッカーファンの数。リアルなスタジアム集計人数なのです。

 

スポブル編集部スージーも千葉の地へ足を運んだ天皇杯3回戦は、平日ナイター開催。ワールドカップ明けのタイミングとも重なり、全国各地で盛り上がりましたね。キックオフ時刻に合わせ仕事を早めに切り上げたり、スマホやPCでテキスト速報をチラ見したり、と水曜夜がソワソワした方も多いでしょう。さぁJ1中断期間も明け、日本のサッカーがまた動き出します。

 

「2018ロシアワールドカップ熱」を4年後の「2022カタールワールドカップ」まで!!

 

このキーワードは、サッカーに携わる全ての人達の夢であり、希望。日本代表の帰国後記者会見でも、長谷部選手や西野監督が日本のサッカー文化について触れていたように、サッカーが日本人の日常に溶け込むまで時間や努力は必要です。

さてさて、そんなわけで日本サッカーの歴史あるカップ戦「天皇杯」について書きますね。

天皇杯は、普段のJ.LEAGUEとは違い、スタジアムの雰囲気も対戦形式も至ってシンプルで、硬派。トーナメント方式なので勝敗が分かり易く、サッカー観戦デビューしたい方には、超オススメなカップ戦。

例えば、先日11日のようにナイター開催ならば、ビール片手に応援も楽しいでしょうし、ちょっぴりお得感のあるチケットも嬉しいもの。余った予算で、サッカーグッズを買ってみたり、スタジアムグルメを買い食いしても楽しいですね^ - ^

ちなみに、本年度の天皇杯決勝は、12月24日(月)開催ということ。定番の「お正月にコタツでまったり観戦」は、しばしお預けですが、今年はクリスマスケーキとチキン片手に天皇杯を楽しめますね。

突然ですが、筆者スージーの個人的な夢がありまして。

いつか、この天皇杯を「一回戦」から「全試合」を「インターネット中継」で「配信」し、沢山の人達に試合映像を届けてあげたいと願っています。

特に1回戦は、多くのアマチュアフットボーラーが闘志を燃やし戦っていますし、普段試合に出る機会の少ない若手Jリーガーも貪欲に勝利を目指しています。

毎年当たり前の光景ではありますが、そんな姿を「天皇杯」というカテゴリーで、もっとたくさんの方に見てもらいたいなと。

筆者スージーが、この夢を抱いた理由の1つに過去の取材経験がありました。

数え切れない天皇杯ドラマの数々、それは、その瞬間にその場所にいた人達だけが味わえる、最高に甘くて苦くて、爽快だったり、時々しょっぱい風味。

11日開催の3回戦では、試合後のウェリントン選手(神戸)が、笑顔で以下のコメントを残していました。

 

「カズマ(渡邉千真選手)とプレーするのは、大好きだから。」

 

( ◠‿◠ )

思わず取材ノートのペンも止まり、こちらも笑顔になってしまうコメント。戦いを終えた選手にとっても、天皇杯は特別な空間だとわかります。

一方、千葉のバンディエラこと佐藤勇人(ゆうと)選手は「リーグ戦に繋がる戦いだった」と貪欲な収穫を欠かしませんし、エスナイデル監督は「試合内容に満足した」と話していました。

個人的には3回戦を取材後、懐かしいゲームを思い出しました。

それは、第92回天皇杯3回戦 佐川滋賀FC vs 千葉の試合。2012年の大会で、神戸のノエビアスタジアムに乗り込んだ千葉と社会人クラブ佐川の戦いが約250人程度の観客に見守られ、平日ナイター開催されました。

当時、千葉で八千代高校以来のキャプテンマークをつけたという米倉恒貴選手は、この試合から覚醒し、その後、日本代表にも選出されました。

日本代表で米倉選手のプレーを観た千葉のサポーター達は、誰もが「感動した!」もので、私もその一人。

感動の理由は、ただ一つ。米倉恒貴という一人のフットボーラーが日本代表のピッチでも、J.LEAGUEや天皇杯のピッチでも変わらず、同じプレーを続けていたから。

 

天皇杯って、凄いドラマがある!!

 

筆者スージーは、取材や試合観戦に行く度に何度も天皇杯のドラマに遭遇しました。リーグ戦とはまた違った魅力を体感できる天皇杯、1人でも多くの人達に目撃してほしいなと願います。

取材&文/ スージー(スポブル編集部)

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J.LEAGUE全国各地のスタジアムに一人でも多くの人を誘いたいスポブル新人編集部員スージーが、J.LEAGUEに関わるヒト、コト、モノを記事化するスポブル限定コンテンツ。阿部勇樹選手のフリーキックを市原臨海競技場で観た翌日から、J.LEAGUEサポーターになったスージー。雨の日も風の日もJ.LEAGUEという最高の空間で泣き笑い怒り、サッカー取材に携わり十数年。過去取材では、名将イビチャ・オシム氏から突然オシム語録を継承され、大勢のメディアが集う国立競技場で大恥をかいた苦い経験も併せ持つ。個人的な夢は、インターネットとJ.LEAGUEと地域のさらなる共存。千葉県出身で、J2/ジェフユナイテッド市原千葉に興味が高い。今季の期待は、高橋壱晟(たかはし・いっせい)選手(J2/レノファ山口FC)の突破力。

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