WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介(23=帝拳)が他団体王者に向け、願望を込めた「4回KO勝利」をあらためて宣言した…
WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介(23=帝拳)が他団体王者に向け、願望を込めた「4回KO勝利」をあらためて宣言した。17日、東京・両国国技館でWBO世界同級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)との王座統一戦を控え、15日には東京ドームホテルでそろって大会公式会見に臨んだ。サンティアゴと対面した高見は「非常にクレバーな選手でボクシングに対して相手に対してもリスペクトのある良い選手だと思う」と敬意を表した上で「ここまですごく良いコンディションまで持ってこられたと思う。ここでやっときたかという思いでいっぱい」と自信の笑みを浮かべた。
会見では並んで座り、両王者が保持するWBA、WBOのベルトが並んだ。初防衛戦が統一戦となったこともあり、高見は「モチベーションが1番高いですし、目の前にしてベルトをみて、さらにこのベルトを取りたいなという気持ちが強くなりました」と気合の入った顔で口にした。
高見が王座獲得した後、サンティアゴから統一戦を希望するダイレクトメッセージが届いた。その後に両陣営が接触し、統一戦が実現した経緯がある。高見は「そのメッセージはすごく頻繁にきていた。ただ、めちゃくちゃ無視していたので、本当にごめんなさいと謝りたい」と謝罪。自身が4回KO宣言をしていることに対し「やってみなさい」とWBO王者から返答を受け取ると、キッパリ。「願望を含めの4回なので。そこはしっかりと4回で仕留めきるというのを狙ってやっていこうと思っている。しっかりと倒し切るよ、と伝えたい」と自信の笑みを浮かべていた。