ヤクルト大西広樹投手(28)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2600万円アップの年俸9000万円でサイン…

ヤクルト大西広樹投手(28)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2600万円アップの年俸9000万円でサイン。初登板は5月と出遅れたシーズンだったが「その中で評価していただいた」と語った。

6年目の今季は開幕こそ出遅れたが、チーム最多の50試合に登板。防御率1・17、24ホールドポイントを記録し、中継ぎの柱としてチームを支えた。「探り探りであっという間の1年間だった。もともと力任せだったが、冷静さが得られた1年間だった」と振り返った。

今季は離脱があり、オフの調整を見直す。「(昨オフは)ノースロー期間が多かったので失敗した。(今オフは)ノースロー期間を少なくして」とすでにキャッチボールを始めた。来季は60試合登板、タイトル獲得を目標に掲げ、課題に球速アップを挙げた。「今年は(直球平均)が145・9キロ。4キロ弱くらい遅くなっている。(150キロに)乗せたい」と意気込んだ。(金額は推定)