◆第11回ターコイズS・G3(12月20日、中山競馬場・芝1600メートル) スリールミニョン(牝3歳、栗東・高橋康之厩…

◆第11回ターコイズS・G3(12月20日、中山競馬場・芝1600メートル)

 スリールミニョン(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父ミスターメロディ)が2、3勝クラスを2連勝し、重賞の舞台に戻ってきた。昨年の阪神JF5着とG1でも上位争いに食い込んだ能力の持ち主。「(前走を)逃げて勝ったので幅も広がった。今回は牝馬同士ですし重賞でやれても」と西岡助手も期待を込めた。

 「中山の1600メートルなら距離ももつと思う。いい状態で臨めそうですし、あとは折り合いがカギですね」と同助手。先週12月10日には、坂路でインジケーター(4歳2勝クラス)を大きく追走し、53秒0―12秒0で1馬身先着。シャープな動きからも連勝時の調子を維持している。

 今回はフランス語で「かわいい笑顔」と名付けた永島まなみ騎手との再コンビで重賞初Vを目指す今回。トリッキーな中山マイルで、不利な外枠さえ引かなければ重い印を打つつもりだ。