牝馬としてサンビスタ以来、10年ぶりにチャンピオンズC・G1(12月7日、中京)を勝利したダブルハートボンド(牝4歳、…
牝馬としてサンビスタ以来、10年ぶりにチャンピオンズC・G1(12月7日、中京)を勝利したダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)は一夜明けた8日、栗東トレセンの馬房の中でリラックスした姿を見せた。カイバも完食し、元気いっぱい。八木助手は「いたって変わらないですよ。牝馬だけどしっかり食べていたし、ひと安心ですね」と愛馬を何度も見つめた。
ウィルソンテソーロとのデットヒートを鼻差で制し、G1初挑戦で牝馬2頭目の偉業を達成した。同助手は「ドキドキした。あれだけのメンバーでね、本当に強いなぁという感じ。心配ばっかりで最後の方(レース前)はあんまり寝られなかった(笑)」と心境を打ち明けた。
体質の弱さも改善され、キャリア通算は8戦7勝(2着1回)となった。BCクラシックを制したフォーエバーヤングとは同世代。かわいらしい顔と確かな実力を持つ「最強牝馬」の今後の活躍に注目だ。