ヤクルト武岡龍世内野手(24)が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸100万円ダウンの1500万円でサイン…
ヤクルト武岡龍世内野手(24)が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸100万円ダウンの1500万円でサインした。
6月6日ソフトバンク戦ではプロ初のサヨナラ弾を放つなど今季は47試合出場の打率1割8分3厘だった。武岡は「去年は病気でシーズン中に離脱することが何回かあったんですが、今年はそういうのがなく、1年間ずっと元気で野球できたのは良かった」と振り返った。
昨オフにへんとうを手術していたことも明かした。「慢性の扁桃腺炎をもっていて。ホントに1カ月か、2カ月おきに40度ぐらいの熱が出ていた。隠しながらやってたんですけど、去年の最後の方は隠せなくて…。そういうのもあって、『(扁桃を)摘出したい』とトレーナーと相談し、(昨年の)12月の頭に手術しました」と経緯を説明した。
もちろん結果には満足していない。来季に向けては変化球への対応力アップをテーマに掲げる。「僕は手先は器用なんで、手先を使ってしまう癖があるんですけど、体で打つ体で打つみたいな感じでバッティングを意識していきたい」と課題に取り組んでいく。
チームはドラフトで1位指名の法大・松下、2位指名の城西大・松川と内野手を指名した。内野争いは激しくなる。
「しっかり目の前のことに集中しながらやれれば、おのずと結果はついてくると思う。僕自身は競争とか、他人を意識すると、あまりうまくいかない傾向にあるので、あまり意識し過ぎないように、自分がやるべきことをしっかりやっていきたい」と力を込めた。(金額は推定)