「宮島プリンセスカップ・G3」 1号艇で人気を背負った小野生奈(37)=福岡・103期・A1=がコンマ06のトップSで…
「宮島プリンセスカップ・G3」
1号艇で人気を背負った小野生奈(37)=福岡・103期・A1=がコンマ06のトップSでイン圧勝。今年10回目の優出で5月芦屋、8月徳山に続くV3。宮島は初、通算26回目のVを飾った。2着は6コースから最内を差した米丸乃絵、3着に実森美祐が続き3連単は6770円をつけた。
風向きが不安定だった最終日は好配当が続出。Sが鍵となったが、シリーズの主役・小野は全く動じなかった。インからコンマ06のトップSでイン速攻。今年3回目のVゴールを駆け抜けた。
表彰式で大勢のファンから祝福された小野は「自分や他の選手のタオルも見えて、女子選手を応援してくださっていると感じて、うれしかった」とトレードマークの笑顔でファンに感謝。「みんなが来ていなかったのでSは本当にドッキリ。でも、地元の海野さんが本番は追い風になると言ってくださり、前日までの追い風のイメージで自信を持って行った。ターンマークと自分との勝負!」と1周1Mで決着をつけた。
宮島では初、今年V3を飾り獲得賞金は11位に浮上。地元福岡で開催されるG2・レディースチャレンジカップ(25~30日)へ弾みがついた。この勢いで年末のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(12月28~31日・大村)へ突き進む。