チームの粘り強さを評価した中野

「齊藤もあまり調子が良くなかったけど向こうも勢いあるし、こっちも点を取りたいところで取り切れなかったのがこの苦しい展開につながったのかなと思います。それでも最後しっかりしのいで、宮﨑がつないで春樹(竹村)が返して。そういう4年生の粘りが出たから今日は勝てたと思います。(少し東大の勢いに飲まれたか)そういうわけではないです。自分らの問題点もありますし単純に相手も良いチームなので。そういう意味では自分らの実力的な問題だと思うので決して勢いとかそういうものではないです。(打線に粘りが見えた)そうですね。それが今日の勝因で粘りの明治と言われる本当の姿が見せられたと思います。(9回は石毛が締めた)バッターは右が続いていて本当は入江(大生・政経1=作新学院)に投げさせたいなと思っていましたけど、あそこは本当に気持ち込めて投げ切ってくれたので良かったです。あいつ(石毛)は安定感とか度胸というか、ああいう場面を何度も経験しているのでそういう信頼感がありますね。(明日に向けて)明日はもう相手がどうこうよりも自分らのやることをしっかりやって、今までやってきたことを出し切れば間違いなく勝てるので、明日も頑張ります」

 

今季ワーストの6回4失点で降板した齊藤

「今季の中で一番悪かったです。調整はしていたんですけど、こういう状態なので結果的には調整できていなかったなということです。しっかり反省して、次につなげられるようにやっていかないと、今日の失敗は生きてこないと思います。(三振は取れていたが)あまり自分の中ではいいボールではなかったです。どの球種も全体的に、指にかかっていなかったです。(悪い中でどうしようと)ダメな時はコースに投げることが大事なんですけど、今日は全然できていなくて。結果、5回に連打で3点取られてしまって、他にやれるようなことを身に付けていかないと、同じことを繰り返してしまうので注意していきたいです。(変化球で目先を変えたりは)しようとはしていたんですけど、田口選手に打たれたのもスライダーなのでうまくはいっていないです。(チームが援護)しっかり点を取ってくれる打線にはなっているで、負けるとかそういうのは一切思わないんですけど、しっかり抑えていかないと、自分が取られたときに打線が取り返してくれてもそれは勝ちじゃないので。しっかり抑えて打線がしっかり点を取るっていうのが理想の形だと思っています。(向こうが宮台だとロースコアを意識したのか)最近(東大は)守備がしっかりしていますし、あまり大差のゲームになるとは思っていないです。東大の打線も打ちますし、いい試合になるだろうと思っていました。できるだけ最少失点でいかないといけないなとは思っていたんですけど。結果的には今季一番悪い形になってしまったので、今日は反省することが多いです。明日が最後の試合になるかもしれないので、しっかり準備して悔いの残らないように精一杯やっていこうと思います。(ドラフト)ここで『ドラフトのために』というのは一切ないのです。東大に連勝して、優勝に望みをかけることが自分たちのやるべきことだと思うので、明日も投げる準備をして全力でチームの力になれたらなと思います。負けられないというのはプレッシャーになりますし、周りからは『東大だから』と言われることもあるので、無駄なプレッシャーはありました。どこに負けてもいけないのでやることは変わらないんですけど、こういうような後がない状況はプレッシャーにはなります」

 

決勝打を放った竹村

「点差がつけられる展開もあって、どうにか逆転することだけを考えていました。齊藤が打たれていたので、何としても野手陣でカバーしようと。(取られたら取り返す、今までとの違い)そこはチームが一つにまとまりつつある部分だと思います。空き週では技術もそうですけど、生活面からプレーにつながるようにできるようにというのはみんなで意識づけしてやっていました。(8回勝ち越し打)みんながああいう形でつなげてくれたので、その前の打席ではチャンスを潰してしまっていたので絶対に返す、つなぐという気持ちで打席に立ちました。打席立つ前にベンチからみんなの声が聞こえて、期待に応えるしかないと、その一心でした。(宮台投手)高めにボールがきていたので、高めを振らないということを徹底しました。打ったのはストレートです。ピッチャーの足元に打ち返すということをイメージしていたので、センターに返せてよかったと思います。(明日に向けて)序盤から点差を広げられるように打撃陣で引っ張っていかないといけないです。勝つしかないですし、どう勝つべきなのかというのを帰ってからチームからもう一度考えて明日に臨みます」

 

2安打1打点の打撃で勝利に貢献した逢澤

「(試合前の心境)技術よりも気持ちの面での負けだったと思うので、この2週間はチームを見つめて、精神的にしっかりしていこうと思って臨みました。(試合の振り返り)点を取られた後に取り返せたのはいいことだと思うんですけど1本欲しい時に出なかったり、もっと楽にゲームを運べたと思うので、勝負強さが物足りなかったと思います。(4失点)試合の流れなので仕方ないです。(宮台対策)逆らわずに逆方向というのはみんな意識していきました。真っすぐに力があって、変化球もキレがあったのでいいピッチャーだと思ったんですけど、やることをやれば点は取れると思って打ちました。(明日に向けて)今日の勝ちは大きいと思うし明日勝ってからが勝ち点なので連勝していきたいと思います」

 

4割7分6厘と高打率を維持する高瀬

「正直苦しかったですけど、明治のいいところでもある粘り強さが出せた試合だと思います。(東大は)バッター陣も好調なので守っていて振れているなと感じましたし、その怖さはありました。(宮台の印象)今日ブルペンで見た時にまとまっていたので、高めには手を出さずに低めを狙っていこうと話していました。(一時3点差に)慌てることなく、とにかく1点ずつ取ろうと考えていました。みんなつなぐ気持ちがあったので、結果的に3点返せてよかったと思いました。(決勝点となる出塁)追い込まれていたのでとにかく食らい付いて、出塁することが第一だったので食らい付いていこうと思って打席に入りました。(ホームに帰ってきて)うれしかったというか、絶対に帰るという気持ちでした。(雨で延びた)それは相手も一緒なので、自分たちは変わらずただやれることをやりました。(東大戦に向けて)自力優勝が無くなって他力になってしまうんですけど勝つしかないので。自分たちが慶応の結果を操れないので、自分たちはただ東大戦で2連勝するだけを考えていきました。(4打数3安打)今日は気持ちで食らい付いていけたかなと思います。いいヒットではなかったですけど、気持ちを前面に出せたのが良かったと思います。(意気込み)勝つだけなので、どんな試合になっても勝てばオッケーなので、最終的に勝てるよう頑張ります」

 

2回を無失点と好リリーフをした髙橋

「(同点の場面で登板)齊藤さんがあの場面(6回)でマウンドを降りた時点で総力戦になるなとは分かっていたので、自分もチームの一員としてできることをやろうという気持ちでマウンドに上がりました。準備はかなり早い段階で始めました。3回に先制されてから肩を作り始めて、4回終わりから5回の始まりくらいには出来上がった状態でした。(球の走り)腕は振れていたと思います。あまり良くはなかったと思うのですが、ストレートに加えてカットボールもフォークも勢いはあったので抑えられたと思います。(8回のピンチ)宮台さんに打たれたのもいいボールが行っていてバットを折って詰まらせることができたので、あまり気にせず次のバッターだと言い聞かせて開き直って投げることができました。(橋本選手がマウンドに)思いっきり投げるからしっかり止めてくれよということだけ言いました。(その裏の攻撃にチーム逆転)自分のピッチングだけでなく、チーム全員で取った1点だと思います。(明日に向けて)総力戦になると思うので、自分はいつでもいけるように準備して、チームの勝利に貢献できればいいなと思います」

 

猛打賞を達成した渡辺佳明内野手(政経4=横浜)

「勝たなきゃいけない試合で、勝ち越されて追い付いてっていうのが続いたんですけど、ここぞで春樹(竹村)さんが打ってくれてホッとしました。(3安打1犠打)後ろの逢澤が調子良かったので、つなげようという意識で行った結果です。自分としては逢澤に感謝しています。(チームとしては)取られた後にすぐに取り返したのは、本当に大きかったですね。欲を言えばあそこで逆転したかったです。(宮台対策)少しですけど、今までよりはコンパクトにコンパクトにっていう意識で行きました。それがいい結果になったかなと思います。(4年生の活躍が目立っています)本当に秋は4年生が引っ張ってくれているっていうイメージが強いので、感謝している部分が大きいです。その背中を見て、来年度につなげたいです。(明日への意気込み)明日勝たなきゃ優勝の望みもぐっと下がるので、とにかく明日勝ちたいです。その後は慶応次第ですけど、やることをやれば結果は自ずとついてくると思うので、安心してそれを待てるように明日は勝ちます」

 

3人の投手をリードした橋本大征捕手(総合2=佼成学園)

「(齊藤さんの立ち上がり)正直、球自体は調子が悪くてチームの雰囲気としてもあまり良い方向に向かってなかったです。(調子が悪い時のバロメーター)球が抜けるか抜けないかです。今日は多かったほうです。(最後は石毛くんが締めた)あの場面で1年生ながらも自分の投球をしてくれて良かったと思います。(石毛くんの良さ)思いきりの良さというか、力強くキレのあるストレートをコースに投げられることです。(カーブ)高めから低めに落ちるドロップ系のカーブは有効に使えたと思います。(石毛くんへの声かけ)高めに浮いていたので低めへの意識を持つように言いました。(今後の活躍)今日は最後だけだったと思うんですけど絶対に投手の柱となってくると思うのでロングリリーフや先発としてでも頑張ってほしいです」

 

9回のマウンドを任された石毛

「(最終回1点差での登板)同点だった前の回から投げることは決まっていて、そこで8回に1点勝ち越してくださったので強気で投げることができました。自分はランナーがいる緊張する場面で登板することが多いので緊迫した場面は慣れているんですけど、今日は回の頭からだったので先輩方からは『いつも通りいけよ』って声を掛けていただきました。その言葉通り、いつも通りいけたかなと思います。(監督からの期待)言葉を掛けられることはあまりないですけど、そういう緊迫した場面で投げさせていただいていることはとても光栄ですし、堂々と投げられているかなと思います。(シーズン序盤は)調整不足っていうのもあったんですけど、徐々に自分のペースで調子を戻していけていると思います。しっかり明日の登板にも備えていきたいです。(焦りはあったか)いや、焦ったら自分のピッチングができなくなると思っているので、落ち着いて取り戻そうって自分に言い聞かせてやってきました。(現在の調子は)ボールの質的にはそんなに良くはないと思うんですけど、しっかりとコースに投げられていることが抑えられている要因だと思います。今日は少し高めに浮いてしまったんですけど、明日は修正してやっていこうかなと思います。(明日の登板)大事な場面で登板して抑えられているので、これからも自信を持って投げていこうと思います」