MLBネットワークで発表…ジャッジも登場「名誉だと思う」 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が14日(日本時間15日)、米スポーツ局「MLBネットワーク」に出演。2026年春に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米…
MLBネットワークで発表…ジャッジも登場「名誉だと思う」
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が14日(日本時間15日)、米スポーツ局「MLBネットワーク」に出演。2026年春に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表として出場することが発表された。
同番組に出演した米国代表のマーク・デローサ監督は米国代表の主将に任命した。ジャッジにとっては初めてのWBC出場。連覇を目指す侍ジャパンにとっては難敵となりそうだ。
番組内でデローサ監督は「2026年に向けて私は、今回キャプテンを務めるべき“ある人物”がいると思っている」と紹介。「新人王も受賞していて、オールスターには6回選出されている。彼はニューヨーク・ヤンキースでライトを守っている男だ。さあ、行こう。アーロン・ジャッジだ!」と紹介すると、ジャッジがビデオ登場した。
出場が決まったジャッジは「正直に言うと、(前回の大会を)家で観てるだけっていうのは、あまりいい気分じゃなかったね。米国代表が戦ってるのを観ながら、自分もそこにいたかったよ」と明かし、「こうしてチャンスをもらえて、代表として出場できるのは本当に楽しみです。そしてキャプテンを務めるというのは前回トラウトがやったように、本当に特別な名誉だと思う」と話した。
ジャッジは2023年の前回大会は不参加。2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打を記録も、当時の「FOXスポーツ」の取材で「国を代表できたら光栄だったが、自分の一番の目標は(ヤンキースの)優勝」「特に9年契約(総額3億6000万ドル/約485億6000万円)を結んだあとなので、ニューヨークが優先。4年後に代表入りする機会があればと思うが、今はここ(ヤンキースでのプレー)に焦点を当てている」と、欠場の理由を明かしていた。
前回大会では、米国代表はマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が主将を務め、ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)、ポール・ゴールドシュミット内野手(ヤンキース)ら豪華メンバーで臨んだが、決勝で大谷翔平投手(ドジャース)らを擁する日本代表に敗れていた。
デローサ監督は、トラウトにジャッジを主将に任命することを事前に話したといい、「彼(トラウト)は『彼こそ(キャプテンにふさわしい)』と言っていた。アメリカだけじゃなくて、世界でトップレベルの選手たちが、あなたをそう見てるってことなんだよ」とジャッジに語りかけた。
ジャッジは「彼からそう言ってもらえるのは、本当に光栄です。いや、まだ彼が代表チームに入ってくれることを願ってますよ! 彼と一緒に外野を守りたいから。まぁ僕たちは(同じ)ライトを守ってるけどね」と共闘を願った。(Full-Count編集部)