5打数無安打に終わった大谷。チームも開幕8連勝から急失速だ(C)Getty Images ドジャースが現地時間4月13日(日本時間14日)、本拠地でカブスと対戦して2-4で敗れ、2連敗となった。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は5打数無…

 

5打数無安打に終わった大谷。チームも開幕8連勝から急失速だ(C)Getty Images

 

 ドジャースが現地時間4月13日(日本時間14日)、本拠地でカブスと対戦して2-4で敗れ、2連敗となった。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は5打数無安打に終わり、打率は「.273」となっている。

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 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ドジャースが東海岸での散々な遠征の後、ホームに戻ることが再び勝利へのリセットになると考えていたとしたら、それは大きな間違いだった」と報じた。

 記事ではカブスとの3連戦を振り返り、初戦の山本由伸の投球について「素晴らしい先発のおかげで連勝を2に伸ばしたが、ドジャースのような打線に期待される得点の援護がまだ欠けているのが心配だった」と記した。

 そして、佐々木朗希が登板した2戦目については「ロウキ・ササキは5イニングを力強く投げ切ったが、打線は援護射撃で1点も奪えなかった」と、低調な打線について言及。現在はチーム打率「.225」と、強力打線を誇るドジャースにしては物足りない数字だ。

 3戦目に先発したタイラー・グラスノーについては、「今年初のクオリティスタートを飾り、6回を投げて2失点(いずれもソロホームランによるもの)に抑え、7奪三振の成績を残した」としたが、7回から2番手で登板したブレイク・トライネンが、カブスのピート・クルーアームストロングにこの日2本目の一発を浴び、3番手で1失点だったアレックス・ベシアも「ベストの調子ではなかった」と、リリーフ陣が踏ん張れなかったことを指摘した。

 この日も打線は7安打を放ったが2得点に終わり、四球で塁に出てもなかなか得点に結びつかなかった。同メディアは「ドジャースは何かがうまく噛み合わないようで、ナショナルリーグ西地区で二大ライバルのパドレスとジャイアンツに次ぐ3位に沈んだ」と、ドジャースは首位のパドレスと2.5差の3位となっている。

 記事では14日(同15日)からのロッキーズ3連戦に向けて、ドジャースが勢いを取り戻すために「思い切り攻めるべきだ」と主張。開幕8連勝から3カード連続負け越しという“急失速”した現状にハッパをかけていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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