カブス3連戦で12打数1安打、ロバーツ監督は問題視せず「全く心配していない」【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地のカブス戦で5打数無安打に終わった。…

カブス3連戦で12打数1安打、ロバーツ監督は問題視せず「全く心配していない」

【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地のカブス戦で5打数無安打に終わった。内容は見逃し三振、左飛、二ゴロ、右直、一ゴロで、5タコに終わるのは今季初めてだ。カブス3連戦は12打数1安打で打率.273となった。

 1点を追う7回先頭、右腕メリーウェザーの高めフォーシームを引っ張った。打球速度107.5マイル(約173.0キロ)と痛烈だったが、17度と角度がつかなかった。右翼タッカーのグラブに収まった。本拠地ファンからため息が漏れた。

 気になる数値がある。大谷の平均打球角度だ。今季は平均11.2度。2年連続の本塁打王に輝いた昨季は16.2度を記録したが、ここまで打球に角度がついていない。大谷自身の平均13.0度はもちろん、メジャー平均12.3度も下回る数値となっている。

 打球速度96.4マイル(約155.1キロ)、ハードヒット率63.6%など軒並み自己最高を記録している。ロバーツ監督も「全く心配していない。ショウヘイは良い状態にある」と問題視しなかった。

 ここまで4本塁打でシーズン38発ペース。それでも、まだ開幕17試合を消化したところだ。打球に角度さえつけば、大谷のアーチショーが期待できる。(Full-Count編集部)