2010年のバンクーバー、2022年の北京冬季五輪に出場し、スピードスケート・ショートトラックの5000メートルリレーで銀メダルを獲得した韓国のクァク・ユンギ(郭潤起=35)が、選手生活に別れを告げる「引退宣言」をしたと14日、現地メディ…

 2010年のバンクーバー、2022年の北京冬季五輪に出場し、スピードスケート・ショートトラックの5000メートルリレーで銀メダルを獲得した韓国のクァク・ユンギ(郭潤起=35)が、選手生活に別れを告げる「引退宣言」をしたと14日、現地メディアのインサイトなどが報じた。

 ソウル・木洞(モクドン)アイスリンクでは13日、2025-2026シーズン・ショートトラック国家代表の2次選考が行われ、クァクは11位でフィニッシュ。代表チームに合流できる、上位8人に入ることができなかったという。

 同メディアは、クァクは男子1000メートル予選の脱落直後、報道陣の取材に応じ「年齢は、ただの数字という言葉を信じてここまで来た」「30年の旅路は、今日で終わりにする」と明かしたと伝えた。

 クァク・ユンギは、2007-2008シーズンで初の代表入りを果たして以降、男子選手の中で、現時点では最も多く国家代表に選ばれている。今回の代表選抜の参加は、21回目だったと伝え「有望な選手が、続々と出てくるのを見て安心した。今後はファンとして、後輩を応援する」「しばらくは、休養に専念したい」と吐露したという。