開幕から絶好調…打率.352はリーグ2位【MLB】ジャイアンツ 5ー4 ヤンキース(日本時間14日・ニューヨーク) ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦で2本塁打を放つ活躍を見せた。昨年の本塁打数…

開幕から絶好調…打率.352はリーグ2位

【MLB】ジャイアンツ 5ー4 ヤンキース(日本時間14日・ニューヨーク)

 ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦で2本塁打を放つ活躍を見せた。昨年の本塁打数をすでに上回り、OPS1.130はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手についでMLB全体2位(ナ・リーグ1位)となっている。

 同戦では4回に2号ソロを放つと、2点を追う6回には逆転の3号3ランを放ち、地区2位のジャイアンツをカード負け越しの危機から救った。

“韓国のイチロー”とも呼ばれるイ・ジョンフは、2023年オフに6年1億1300万ドル(約163億円)の契約で入団。「払いすぎだ」との声も上がる中、1年目の昨季は5月13日(同14日)のレッズ戦で守備中に外野フェンスに激突。左肩を脱臼して離脱し、わずか37試合の出場で打率.262、2本塁打に終わっていた。

 汚名を返上したい今季は、スプリングトレーニングで2本塁打をマークし、韓国メディア「OSEN」は「誰に対して『払いすぎだ』というのだろうか?」と復活を伝えていた。シーズンが始まっても猛打を見せ、8試合連続安打を記録するなど、出場した14試合中10試合で安打をマーク。2020年にKBOリーグ歴代最多となる49二塁打を記録したイ・ジョンフは、シーズン序盤ではあるものの、二塁打数もメジャートップタイの8本となっている。

 打率.352はリーグ2位。その才能をいかんなく発揮し、3番打者として名門ジャイアンツを支えている。(Full-Count編集部)