「ウエスタン、くふうハヤテ4-7阪神」(12日、草薙総合運動場野球場) バットを振れば、当然のように快音が鳴り響く。阪神・井坪陽生外野手が今季18試合目の先発で8度目のマルチ安打と快足で存在感を示した。「状態は先週から徐々に上がってきてい…
「ウエスタン、くふうハヤテ4-7阪神」(12日、草薙総合運動場野球場)
バットを振れば、当然のように快音が鳴り響く。阪神・井坪陽生外野手が今季18試合目の先発で8度目のマルチ安打と快足で存在感を示した。「状態は先週から徐々に上がってきている。これを維持できるように」と手応えを口にした。
五回2死は低めのスライダーを捉えて左翼線二塁打。八回1死は高めの直球を中前へ運んだ。続く熊谷の打席ではけん制で警戒されながらも初球で二盗も決めた。
「試合でダメだったことを次の日の練習でやるようにしている」。日々見つかる課題に向き合い、取り組みを積み重ねることが奏功している。
3日のウエスタン・広島戦から6日の中日戦まで4試合連続で2安打を記録。11日のくふうハヤテ戦では無安打に終わったが、「引っ張りにいき過ぎたので。バットを自分のポイントに持ってくることを意識した」とすぐに修正し結果につなげた。
「今できてること、やっていることを続けていけばチャンスはあると思う」。継続は力なり。1軍を目指してアピールを続ける。