「阪神大学野球、関西外大4-3天理大」(12日、GOSANDO南港野球場) 元虎戦士の父の背中を追い続ける。天理大で元阪神・関本賢太郎氏(46)の次男、大成外野手(2年・天理)が「7番・左翼」で先発し、1安打&1犠打と躍動した。 二回無死…

 「阪神大学野球、関西外大4-3天理大」(12日、GOSANDO南港野球場)

 元虎戦士の父の背中を追い続ける。天理大で元阪神・関本賢太郎氏(46)の次男、大成外野手(2年・天理)が「7番・左翼」で先発し、1安打&1犠打と躍動した。

 二回無死一、二塁では犠打に成功。いとも簡単に一塁側へと転がし、1試合4犠打のプロ野球タイ記録を持つ父の面影をのぞかせた。四回2死一塁では左前打をマーク。「振りにいった中で反応できた」と胸を張った。

 幼少期に賢太郎氏の代打本塁打を目の当たりにしたことで野球の道に進むことを決意した。天理高での3年夏はベンチ外。「不完全燃焼で終わった状態だった。自分の夢がプロ野球選手になること」と夢を追い続けるために、大学でも野球を続けることに決めた。

 リーグ8連覇中の天理大では今季からメンバー入りし、スタメンにも名を連ねる大成。腕を磨いてプロへの道を切り開く。