◆プレミアリーグ ▽第32節 ブライトン2-2レスター(12日) 日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンはホームでレスターと対戦。リーグ戦2連敗後、19位の降格圏内に沈むレスター相手に勝利をつかみ、来季の欧州出場権獲得の足がかりにし…

◆プレミアリーグ ▽第32節 ブライトン2-2レスター(12日)

 日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンはホームでレスターと対戦。リーグ戦2連敗後、19位の降格圏内に沈むレスター相手に勝利をつかみ、来季の欧州出場権獲得の足がかりにしたい大事な試合、三笘はかかとの打撲で今季初のベンチ外となった。

 これまで31戦連続でリーグ戦に出場し続けた三笘がベンチから外れた。前節のクリスタルパレス戦で痛めたかかとに痛みが残り、この試合は大事を取った形になった。

 3月15日に行われたアウェイのマンチェスターC戦で2-2引き分け後、アストンビラ、クリスタルパレスに連敗。ブライトンは前半31分、そして後半10分にもVARの結果PKを与えられ、ペドロがしっかり両方のPKを決めて、試合を二度、リードした。

 ところが今季、この試合まで31試合でわずか25ゴールのレスターに二度追いつかれて、結局は2-2のドロー。試合後ヒュルツェラー監督は憮然とした表情で、ホームで降格圏に沈む相手に2点を奪い返されてドローとなった試合に失望を隠さなかった。

 三笘について、「試合が来るのが早すぎたか?」とたずれられると、「その通り」と素っ気なく一言。「来週には復帰ができそうか?」という質問にも「そう願っている」と答えるに止まった。

 一方、ベンチ裏で試合を観戦した三笘は試合後ミックスゾーンに姿を見せた。「けがは大丈夫?」と聞くと「はい、大丈夫です」と返答。歩く様子にけがの影響は感じられず、早期の復帰が望めそうな状態だった。