◆明治安田 J1リーグ▽第10節 G大阪2―0名古屋(12日・パナソニックスタジアム吹田) G大阪がリーグ戦5試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。4試合ぶりにスタメン出場したFW山下諒也は、1―0の後半31分に追加点を挙げて勝利に貢献した。 「4…
◆明治安田 J1リーグ▽第10節 G大阪2―0名古屋(12日・パナソニックスタジアム吹田)
G大阪がリーグ戦5試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。4試合ぶりにスタメン出場したFW山下諒也は、1―0の後半31分に追加点を挙げて勝利に貢献した。
「4―2―3―1」を敷いて戦い、前半から多くの時間ボールを保持した。前半こそスコアレスだったが、後半18分にFWイッサムジェバリがチーム3試合ぶりの得点で先制に成功。31分にエリア左で放ったMFファンアラーノのシュートのこぼれ球をイッサムジェバリが中へ折り返し、フリーで待っていた山下が冷静にゴールネットを揺らした。快足のウイングは「アラーノにいった時点で、きつかったけれどゴール前にいようという意識で走っていました。あそこが一番ゴールが取れるポジションだと思うので」とFWの嗅覚を生かして走り込み、今季2点目をマークした。
11日の練習後には「勝たなきゃいけないゲームだと思っているし、みんなだいぶ違う姿で練習してきた。こうやってやればいいサッカーができるイメージは上がっている。期待してもらっていい」と笑顔で報道陣に話していた山下。まさに“宣言通り”の内容と結果で「(6日の)柏戦の後の練習試合でもう一回あのフォーメーション(4―2―3―1)に戻していい形で得点も取れた。そういう自信が良かったと思う」と積み上げてきた試行錯誤に手応えを明かした。「今日の試合が今後のカギになってくる。満足はせずに、どんどん向上していければ去年とはまた違ったガンバの良さを見せられると思う」。より洗練されつつあるG大阪が、じりじりと上位へ食い込んでいく。