◆女子テニス国別対抗戦▽BJK杯決勝大会予選・日本対ルーマニア (12日、東京・有明コロシアム) 女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯決勝大会予選で日本はルーマニアと対戦。シングルス第1試合で世界ランキング136位の柴原瑛菜(橋本…

◆女子テニス国別対抗戦▽BJK杯決勝大会予選・日本対ルーマニア (12日、東京・有明コロシアム)

 女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯決勝大会予選で日本はルーマニアと対戦。シングルス第1試合で世界ランキング136位の柴原瑛菜(橋本総業)が同211位のミリアム・ブルガル(ルーマニア)に7-5、6-2で勝ち、まず日本は幸先のいいスタートを切った。勝利インタビューで、柴原は「本当にうれしい。みんなのエネルギーのおかげでいいプレーができた」と喜んだ。

 日本は、NO2に、初代表となった世界104位の伊藤あおい(SBCメディカルグループ)ではなく、柴原を起用。柴原は、過去、BJK杯でシングルス2勝、ダブルス8勝1敗と、無類の強さを発揮。日本の勝利へ大きく貢献してきた。

 この日も、第1セットこそ競ったが、5オールから突き放し、第2セットは2ゲームしか失わず、1時間23分でストレート勝ちで、日本にまずは1勝をもたらした。

 BJK杯は、中国・深センで行われる計8か国で優勝を争う決勝大会(9月)を頂点に、その下に、今回の予選が位置する。予選は、18か国を3か国ごと6グループに分け、各グループ最上位、計6か国が決勝大会に進出する。

 今回、日本で開催されるのは、世界14位の日本、同13位のルーマニア、同2位のカナダの3か国のグループだ。総当たり戦で、グループ1位を決める。日本は12日にルーマニア、13日にカナダと対戦する。