「フィリーズ8-7ドジャース」(6日、フィラデルフィア) フィリーズとの3連戦は全15打席でブーイングを浴びた。1勝1敗で臨んだ第3戦。ドジャースの大谷は昨季11勝の左腕サンチェスに今季初となる3打席連続空振り三振を喫するなど、2試合連続…

 「フィリーズ8-7ドジャース」(6日、フィラデルフィア)

 フィリーズとの3連戦は全15打席でブーイングを浴びた。1勝1敗で臨んだ第3戦。ドジャースの大谷は昨季11勝の左腕サンチェスに今季初となる3打席連続空振り三振を喫するなど、2試合連続ノーヒットで敵地ファンをしずめることはできなかった。

 最低限の仕事は1点を追う七回無死一塁の打席。フルカウントから四球で歩き、開幕から11試合連続出塁を記録。後続の犠打で一時勝ち越しのホームを踏んだ。4点ビハインドの劣勢から逆転する底力を見せたが、その直後に4番手トライネンが決勝点を献上。今季3カード目で初の負け越しが決まった。

 この日は、三回途中5四球5失点でKOされた先発グラスノーを筆頭に4投手で11個の四球を出した。試合後のロバーツ監督は「ダメージを最小限に抑えて流れを変えなくてはいけなかったが、今日はできなかった」と乱調の投手陣に苦言を呈した。

 開幕8連勝だったド軍は小休止。その一方で同じナ・リーグ西地区のジャイアンツが7連勝で開幕8勝1敗とした。23年7月14日以降、守り続けてきた地区首位の座を明け渡した。