ドジャースナインがホワイトハウスを訪問 ドジャースナインは7日(日本時間8日)、表敬訪問のためホワイトハウスを訪れ、ドナルド・トランプ大統領と対面した。トランプ大統領はデーブ・ロバーツ監督と笑顔で握手を交わし、昨年のワールドシリーズ制覇を「…
ドジャースナインがホワイトハウスを訪問
ドジャースナインは7日(日本時間8日)、表敬訪問のためホワイトハウスを訪れ、ドナルド・トランプ大統領と対面した。トランプ大統領はデーブ・ロバーツ監督と笑顔で握手を交わし、昨年のワールドシリーズ制覇を「素晴らしかった」と祝福した。
2人の間にはちょっとした“因縁”もある。2018年のワールドシリーズ第4戦で、ドジャースはレッドソックスに逆転負け。先発のリッチ・ヒル投手が好投を見せていたが、7回1死一塁の場面で降板。すると、その後に投げた前田健太投手を含む7投手が全て失点し逆転負けを喫した。
当時、大統領だったトランプ氏は自身のX(当時ツイッター)で「ドジャース-レッドソックスの最終回を観ている。7回まで支配的な投球していたリッチ・ヒルを降板させるとは驚きだ」と投稿。さらに「そしてナーバスになっている投手を登板させ、滅多打ちにされた。4点リードが失われた。監督たちは年中このようなことをしでかす、大失敗だ!」とロバーツ監督の采配を猛批判していた。
ドジャースが2020年に世界一となったときはバイデン政権時だったため、トランプ大統領とは初対面となった。トランプ大統領はスピーチで「(ドジャースの)伝説的なシーズンを祝福したいと思います」とコメントしたのち、「私は(皆様のご活躍を)注視していました。(対戦した)いくつかのチームは(私の)ホームチームでもありました。皆様は大活躍をされ、素晴らしい結果を成し遂げられました」と、自身がニューヨーク州出身であることから、メッツ、ヤンキースを破って世界一となったドジャースにジョークを飛ばした。
トランプ大統領はスピーチでロバーツ監督を紹介すると、握手して言葉を交わした。昨年の采配ぶりには「(ヤンキースの)ジョージ・スタインブレナー元オーナーでさえ、(ロバーツ監督の手腕なら)解任を回避することが出来たでしょう」と話すと、会場は笑いに包まれた。
続けて大統領は「私はジョージが大好きなんです。彼は短気でしたよ。2試合負けたら、(その監督は)クビになっていました。デーブ、グレートジョブ!」と話した。(Full-Count編集部)